2017年12月

カタカナ用語の新解釈

Vol.2ブルー・オーシャン

ビジネスシーンでよく耳にする「ブルー・オーシャン」というカタカナ語。正しい使い方と新解釈について解説します。

正しい使い方

「我が社はブルー・オーシャンを目指していこう!」なんて、社内のエラい人が声高に叫んでいるのを聞いたことありませんか? 言葉の響きからハワイやグアムみたいな南の島のビーチを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、「社員みんなで海に行こう」とバカンスの提案をしているわけではありません。

ブルー・オーシャンは「競合がまだ存在しない未開拓の市場」を指すカタカナ語。対義語として、競合が既に多数存在しており飽和状態にある市場を指す「レッド・オーシャン」というカタカナ語もあります。

血で血を洗うような競争によって、あんなにも美しかったエメラルドブルーの海が真っ赤に染まっていく……。ちょっと物騒ですが、そんな視覚的なイメージで覚えると分かりやすいかもしれません。

新解釈で使ってみる

ブルー・オーシャンを会話の中でさらっと使いこなせれば、ビジネスパーソンとしてちょっとカッコいいかも? 「いきなりそんなカタカナ語を使うのは恥ずかしい!」なんて人もいるかもしれませんが、そんな人も自分だけのブルー・オーシャンを既に見つけているはずです。

例えば、金曜の会社帰りにどのお店も混んでいる中、すぐ席に案内してくれる隠れ家的居酒屋。あるいは、落ち着いた雰囲気でコーヒーもおいしいのに、いつも空いている路地裏の穴場カフェ。「今日もあのブルー・オーシャンな居酒屋に行こうぜ」「ブルー・オーシャンなカフェ、知ってるよ」みたいに、ブルー・オーシャン=自分だけのオアシスという新解釈の使い方から始めてみてはいかがでしょうか?

とはいえ、隠れた名店がテレビや雑誌で取り上げられ、激混みの人気店に様変わりする(=レッド・オーシャン化してしまう)場合があることも、肝に銘じておきましょう。

また、ビジネスにおいてはブルー・オーシャンを「見つける」のではなく、自らの手で「切り開く」「創(つく)り上げる」という気概も大切です。ヒット商品を次々と連発する企業や、世界的に有名なカリスマ経営者は、みんなそんな気概を持っていたはず。「ブルー・オーシャンは我々の手で切り開きましょう」と提言すれば、「いい心意気だ!」と上司の見る目も変わるかもしれませんよ。

イラストレーター紹介

栗生ゑゐこ(くりうえいこ)

茨城県つくば市出身。編集・制作会社でお寺書籍の編集・ライティングを経験後、ITベンチャー企業を経て、2009年よりフリーのイラストレーターとして活動中。

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