2018年 2月

カタカナ用語の新解釈

Vol.4 スキーム

ビジネスシーンでよく耳にする頻出のカタカナ語「スキーム」。その正しい使い方と新解釈について解説します。

正しい使い方

「弊社の事業スキームによると〜」「我々が考えるビジネススキームでは〜」など、ビジネスシーンでよく耳にする「スキーム」というカタカナ語。頻出語と言っても過言ではない単語ですが、その正確な意味をご存じですか?

スキーム(scheme)は「枠組みを伴った計画」という意味を持っています。例えば「事業スキーム」という使い方をする場合、単に「計画」や「プラン」と言うときより、高い実現性と計画性を持ったものでなくてはならないのです。

ちなみにアメリカ英語では、「悪だくみ」「陰謀」といったネガティブな意味を持つ単語でもあるので、海外で使うときには注意が必要です。要は、それだけ注意深く考えられた計画であることを意味している単語だと言えるでしょう。

新解釈で使ってみる

ビジネスだけでなく、皆さんの日常生活の中にもスキームと呼べるようなものがあるはずです。例えば、ある目標のために毎日欠かさず行っている行動や日課など。それを着実に遂行する姿を見せることで、仕事の信頼値も高められるかもしれません。

例えば昼食時に「お昼はサラダだけにしておくのが、私のダイエットスキームです」と宣言する。「資格取得の勉強のために毎朝4時に起きるのが、私の起床スキームです」と朝活に励んでいることをアピールする。あなたにとっては毎日のルーティンでも、ほかの人には意志の強さに見えるかもしれません。「この人なら仕事も責任を持ってやり遂げてくれそう」と周囲に思わせることができたら、こっちのものです。

注意点としては、スキームから外れる行動を取ってしまったら、説得力も下がってしまうこと。「スキームに例外ナシ」ということを、肝に銘じておく必要があるでしょう。かといって、自分で設定したスキームに縛られ、身動きが取れなくなってしまうのも本末転倒です。ビジネスでもプライベートでも、「頑張れば達成できるライン」を的確に見極めて、スキームを設定することが大切です。