2018年 4月

カタカナ用語の新解釈

Vol.6 バッファ

「スケジュールにバッファを取っておく」というように、ビジネスシーンで耳にすることが多いカタカナ語「バッファ」。その正しい使い方と新解釈について解説します。

正しい使い方

「この作業ちょっと工数が読めないから、スケジュールに“バッファ”取っておいて」なんて上司から言われた経験、ありませんか?

ビジネスの現場でしばしば耳にするこの「バッファ(buffer)」というカタカナ語ですが、直訳すると「緩衝物」という意味の単語。コンピューター用語としては一般的な単語でもあり、マシンなどの「一時的に情報を保存する記憶領域」を指す言葉として使われます。

そこから転じてビジネスシーンでは、「ゆとりを持たせる」「余裕を見ておく」ことを意味するカタカナ語として使用されています。スケジュールや予算をギリギリの期間・金額で組むのではなく、ある程度余裕を見ておくことが仕事を円滑に進めるためのコツ。不測の事態に備えるためにも、常にバッファを取っておくことが、ビジネスパーソンに必要な心得だといえるでしょう。

新解釈で使ってみる

スケジュールや予算などに対して使われることが多いバッファですが、ちょっと違った新解釈で周りと差をつけるために、自分自身が「バッファ」になることを目指してみてはいかがでしょうか?

例えば、顧客とのトラブルやチームメンバーの不和でこじれているプロジェクトの緩衝材になってみる。「私がこのプロジェクトのバッファになります!」と宣言してプロジェクトに介入し、それによって問題が解決したり、プロジェクト成功につながったりすれば、きっと重宝されるはず。「あいつが関わるプロジェクトはいつもスムーズに運ぶ」「この人がいればチームの雰囲気が良くなる」と上司や同僚から信頼されるような、オフィスの緩衝材(バッファ)を目指しましょう。

そのときに重要なのが、「どうしてチームの人間関係がこじれているのか?」「顧客は一体何に対して怒っているのか」といった、問題を見極める冷静な視点です。自分の仕事だけでいつもパンク寸前のようでは、問題解決に向けた冷静な判断はおろか、他人のサポートにも手が回りません。職場のバッファになるためにも、まずは自分自身の仕事にバッファを持って取り組むことが大切だと言えます。

常に余裕綽々(しゃくしゃく)たる態度を崩さず、優雅にそつなく仕事をこなす……。それが誰からも頼りにされる「バッファ的人材」になるための第一歩だと覚えておきましょう。

イラストレーター紹介

栗生ゑゐこ(くりうえいこ)

茨城県つくば市出身。編集・制作会社でお寺書籍の編集・ライティングを経験後、ITベンチャー企業を経て、2009年よりフリーのイラストレーターとして活動中。

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