2019年 8月

カタカナ用語の新解釈

Vol.22 インセンティブ

業務の成果報酬や、行動の動機付けの意味でよく使われる「インセンティブ」というカタカナ語について、正しい使い方と、ちょっと切り口を変えた新解釈をご提案します。

正しい使い方

インセンティブ(incentive)には本来、業務への意欲を引き出すための外的な動機付けや刺激策という意味があります。ここから派生し、ビジネスシーンでは企業が社員などに対して給与とは別に支給する報奨金などを指す言葉として使われています。

企業が社員に対してインセンティブを与えるシチュエーションは幾つか考えられます。例えば、企業全体の売り上げ目標に達したとき。あるいは、営業の社員が個別の売り上げ目標を達成すれば、実績に応じてインセンティブが支給される企業もあるでしょう。

前者のパターンであれば、数字で個人の勤務評価を付けにくい経理や総務、人事系部門に属する社員にもインセンティブが支給されます。後者の場合は、個人の給与アップに向けたモチベーションが、会社全体の売り上げにもつながっていくという良いサイクルが生まれるかもしれません。

このように、「インセンティブをもらうために頑張るぞ!」という働き方をする社員が増えれば、個人にとっても企業にとってもWin-Win(ウィンウィン)の関係が成立するのです。

新解釈で使ってみる

企業が社員に与えるインセンティブは、金銭的な報酬だけではありません。そもそもインセンティブの目的は、社員にやる気を出させることです。なので、何か成果を出した社員に対して長期休暇が与えられたり、昇格できたりすれば、それもインセンティブと言えます。

一方で、エンジニアやデザイナーなどクリエイティブな職種に就いている社員にとっては、自分が関わったWebサイトなどが大きく注目されたり、何かの賞を受賞したりしたら、それが大きなやる気につながるでしょう。この場合、企業が社員のために与えるものではありませんが、自分にとってのインセンティブと解釈してもいいのではないでしょうか。

たとえ今いる会社がインセンティブ制度を取り入れていないとしても、「やる気が出ない」と悲観する必要はありません。日々の仕事の中から、自分にとってのインセンティブを見つけ出し、「このインセンティブのために仕事をしているんだ!」という気持ちで業務に取り組めば、やる気が湧いてくるでしょう。

イラストレーター紹介

栗生ゑゐこ(くりうえいこ)

茨城県つくば市出身。編集・制作会社でお寺書籍の編集・ライティングを経験後、ITベンチャー企業を経て、2009年よりフリーのイラストレーターとして活動中。

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