2020年 8月

カタカナ用語の新解釈

Vol.34 アセット

ビジネスシーンでよく耳にする「アセット」というカタカナ語について、正しい使い方と、ちょっと切り口を変えた新解釈をご提案します。

正しい使い方

アセット(Asset)は、「資産」「資源」「財産」などの意味を表します。その前後に単語をくっつけて使われることが多い、非常に汎用(はんよう)性の高い単語です。例えば、「デジタルアセット」はデジタルデータとして保有されている資産や資源を指し、「ヒューマンアセット」は従業員などの人材を指します。

また、金融の分野では、保有する資産の価値を最大限に高めるために「アセットマネジメント」を行ったり、投資では資産を分配してリスクを軽減するために「アセットアロケーション」を行ったりします。

従って、アセットという単語は「セキュリティ強化のためにデジタルアセットを管理する」「うちの会社の宝物はヒューマンアセットだ」など、具体的に何を指しているのかが分かるように使用した方が、意図が伝わりやすいでしょう。

新解釈で使ってみる

企業における資産は、デジタルアセットやヒューマンアセット以外にもさまざまなものが考えられると思います。特に人間力という視点からは、人材を単にヒューマンアセットとひとくくりにするのではなく、個人が持つ能力や強みを「パーソナリティーアセット」として見いだしていくのです。

例えば、「彼のアセットはデータ収集能力だ」「彼女の営業力は我が部署のアセットだ」など、見いだしたパーソナリティーアセットを積み重ねていくことが、企業の強みにつながるでしょう。

また、プライベートのアセットも大切にしたいものです。個人が持つアセットとして、お金や不動産ももちろん大切ですが、それ以外にも「信頼できる友人」「築き上げた人生経験」など、形や数字にならない「プライベートアセット」もかけがえのない財産です。

イラストレーター紹介

栗生ゑゐこ(くりうえいこ)

茨城県つくば市出身。編集・制作会社でお寺書籍の編集・ライティングを経験後、ITベンチャー企業を経て、2009年よりフリーのイラストレーターとして活動中。

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