2019年 9月11日

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利便性の高い顔認証、利用拡大の一方で課題も

クラウド Watch特約

人間の顔を利用して認証を行う「顔認証」は導入が容易なほか、利用する側の心理的な抵抗感が少ない点などがメリットとされている。昨今では用途が拡大しているが、一方で問題点も指摘されるようになった。本稿では、顔認証の現状について取り上げる。

認証手段として一般化した“顔認証”

人間の生体情報を使った生体認証(バイオメトリクス認証)としては、指紋、静脈(指や手のひらなど)、目の虹彩を利用したものなどが知られている。携帯電話やスマートフォンでは、ロックの解除や個人の認証などに指紋を用いることは既に一般的になっているし、みずほ銀行や、りそな銀行などの大手銀行が指静脈認証を採用しており、ATMを利用する際のセキュリティを強化している。

このような認証方法のひとつとして、人間の顔を利用した「顔認証」も広く使われるようになってきた。その精度はAI技術のひとつである深層学習(ディープラーニング)の発展に伴い、さまざまな面で進化を遂げている。