2019年11月20日

あのトピックの奥行きを知る! ニュースZ軸

活用の幅が広がるHCI

クラウド Watch特約

サーバーやストレージといったITインフラの導入を計画する際に、コンバージドインフラ(Converged Infrastructure:CI)、あるいはハイパーコンバージドインフラ(Hyper Converged Infrastructure:HCI)といったジャンルの製品を検討するケースも多くなってきた。

本稿ではこのうち特にHCIを取り上げ、その定義や用途などについて解説していく。

さまざまなコンポーネントを統合したHCI製品

一般的な定義としてCIやHCIの製品は、「サーバー」「ストレージ」「スイッチなどのネットワーク機器」といったハードウェアに加え、OS、管理ソフトウェアなどから構成され、それらがシステムラックに収まって、各種設定が完了した状態で出荷される。

この点ではCIとHCIに大きな差はないが、HCIの場合はストレージが独立したコンポーネントではなく、サーバー内蔵のものを利用するケースが多い。SDS(Software Defined Storage)技術を活用し、サーバー内蔵のHDDやSSD/フラッシュメモリを仮想的にまとめ、ストレージプールを構成。ユーザーはそこから必要な領域を切り出して利用する。ここがCIとHCIの大きな違いということになる。