2020年 3月18日

あのトピックの奥行きを知る! ニュースZ軸

マイクロソフト純正のDaaS、WVDの価値

クラウド Watch特約

マイクロソフトは2018年、デスクトップ環境をクラウド環境から提供するDaaS(Desktop as a Service)のサービスとして、「Windows Virtual Desktop(WVD)」を発表。2019年10月より、Microsoft Azureの日本を含むリージョンにて正式サービスを開始した。

これまで、WindowsのVDI(Virtual Desktop Infrastructure:仮想デスクトップ環境)は、Citrixの「Citrix XenDesktop」やVMwareの「VMware Horizon」など、パートナー企業が提供してきたが、WVDはマイクロソフト自身が提供する初の「純正」サービス、しかもクラウド環境を利用したDaaSとなる。

本稿では、VDI/DaaSとWVDについて解説していく。

VDIとDaaS

VDIは、サーバー側に用意された仮想デスクトップ環境に対して、ネットワーク経由でアクセスするソリューションだが、そのサーバー機能をクラウド上から提供するものがDaaSだ。セキュリティ対応や管理面で有利なVDIのサーバー機能をクラウドに移せば、プロビジョニングやサーバー管理の作業も軽減可能。スマートフォンやタブレットなど、多様化するビジネス端末の種類を選ばず、重い処理もクラウドで行うことで軽快になるといった特長を持つ。こうしたメリットから、近年ではユーザーも増えてきた。