2020年 4月 1日

あのトピックの奥行きを知る! ニュースZ軸

コンテナ時代をリードするGoogleの「Anthos」

クラウド Watch特約

Google Cloudのプライベートイベント「Google Cloud Next」。残念ながら今年は新型コロナウイルスの影響で延期となってしまったが、2019年4月に米国サンフランシスコで行われた前回の「Google Cloud Next '19」で最も注目された発表は、ハイブリッドクラウド/マルチクラウドの管理プラットフォーム「Anthos(アンソス)」だろう。コンテナ化されたアプリケーションを実行するためのマネージド環境である「Google Kubernetes Engine(GKE)」、およびそのオンプレミス版のGKE On-Prem、さらには他社のクラウドにまでわたって、Kubernetesクラスターを統合的に管理するプラットフォームだ。

本稿では、発表から約1年が経過した今も依然として高い注目を集め、既に国内で活用する企業も出てきたAnthosを取り上げる。

Anthosとは何か?

Anthosは、2018年に発表された「Cloud Services Platform」をリブランディングして一般提供(GA)を開始したものだが、具体的にはどこまでを含むものなのだろうか。GKEやGKE On-Premを管理するツールやサービスのことなのか、GKE On-Premも含むのか、GKEも含むのか。Anthos発表直後、グーグル・クラウド・ジャパンの佐藤聖規氏(カスタマーエンジニア 技術部長)は、この質問に対して、それら全てを含むと回答した。つまり、「GKEを中心とした、コンテナでサービスするところに必要なプロダクトの集合体」だと理解すればいいという。