2020年 4月 8日

あのトピックの奥行きを知る! ニュースZ軸

デジタル機器=ゲーム用という偏見を払拭(ふっしょく)できるか

クラウド Watch特約

文部科学省が2019年12月に発表した「GIGAスクール構想」。GIGAとは「Global and Innovation Gateway for All」の略で、「子どもたち一人一人に個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境の実現に向けて、令和時代のスタンダードとして1人1台端末環境と、高速大容量の通信ネットワーク、パブリッククラウド等を一体的に整備する」とされている。

本稿では、このGIGAスクール構想と、それに対する業界の取り組みについて解説する。

子ども一人一人に個別最適化された学びを提供するために

GIGAスクール構想をひと言で言ってしまうと、全国の学校で義務教育を受ける児童生徒に、1人1台の学習者用PCを用意するとともに、パブリッククラウド活用を前提とした高速ネットワーク環境を整備する構想だ。

その目的は、子ども一人一人に個別最適化された学びや創造性を育む学びを提供し、その可能性を広げること。併せて、統合型校務支援システムをはじめとしたICTの導入・運用を加速させることで、授業準備や成績処理など、教員側の負担軽減も図り、学校における働き方改革につなげていこうという狙いもある。