2017年 6月

仕事効率を上げるパソコン手帖

地図サービスの定番! Google マップをビジネスに活用する

テキスト/芝田隆広

取引先の会社訪問や営業回りなど、外出時に必須なのが地図。ネットで詳細な地図を見ることができる「Google マップ」は地図サービスの定番であり、既に活用している人は多いだろう。今回はそんな「Google マップ」をより便利に利用する方法を紹介する。

ビジネスでも便利! Googleの地図サービス「Google マップ」

Googleが提供している「Google マップ」は、詳細な地図データを無料で利用することができ、定番の地図サービスとなっている。ビジネスの分野においても、取引先周辺の地図や待ち合わせ場所を調べるのに利用している人は多いだろう。

Google マップをパソコンから利用するには、Webブラウザーでサイトを開けばいい。サイト上に「Google マップを検索する」というテキストボックスが用意されているので、行きたい場所の住所や「東京駅」などといったランドマークの名称を入力すれば、その周辺の地図が表示される。

Google マップ

Webブラウザー上のGoogle マップ画面

パソコンのWebブラウザーでGoogle マップを利用する。調べたい場所を入力すれば、このように周辺の地図がこと細かに表示される。

移動先で便利なのは、スマートフォン版のGoogle マップだ。Androidでは「マップ」アプリが標準でインストールされているし、iPhoneでも「Google マップ」アプリをインストールすれば利用できる。

Google マップは単純に地図を見るだけでなく、さまざまな便利機能が搭載されており、これを使いこなせばビジネスでの利用もより快適になる。そこで今回は意外と知らない、Google マップの便利機能を紹介していく。

なお本記事では、Google マップは外出先で利用することが多いということを考慮して、スマートフォン版のGoogle マップ利用方法を紹介している。画面はAndroid版のものだが、iPhone版でもおおむね同様に使えるのでぜひ活用してもらいたい。

Android版:「Google マップ」アプリ

iPhone版:「Google マップ」アプリ

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地図上の経路の検索

実際に移動するとき、普通に地図を見るだけでも位置や周囲の建物などを把握することはできる。しかし現在地から目的地までの距離が離れている場合、やみくもに移動すると思わぬ回り道をしてしまったりして、無駄な時間を使うことになってしまう。

そんなときに便利なのが、出発地と目的地を指定して、その間の経路を検索できる「経路検索」機能だ。経路検索機能を使うと、マップ上に道順を表示してくれるので最適な経路がすぐに分かる。また車で移動する場合、徒歩の場合、電車の場合といった具合に移動手段も選択できる。

「経路検索」画面

地図画面で右下の青い自動車マーク(近辺の地図を表示している場合は徒歩マーク)をタップする。

「移動経路表示」画面

一番上の欄に出発地点、その下に目的地を入力。するとこのようにマップ上に移動経路を表示してくれる。

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カーナビ代わりに利用する

経路検索を行ったときに、三角印のアイコンをタップすると、Google マップがナビモードに切り替わる。この機能を利用すると、経路を3Dマップで表示してくれるほか、音声でのナビも行ってくれる。オプション機能を使えば、「高速や有料道路を使うかどうか」「混雑状況の把握」もできるので、ちょっとしたカーナビ代わりに利用することが可能だ。

「経路検索」画面

経路検索を行う。ここで右下のアイコンが青地に白の三角印になっていたらナビモードが利用できるので、そのアイコンをタップする。

「ナビモード」画面

するとこのようにナビモードになり、音声によるナビを利用できる。

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現在地や目的地などの位置情報を他のユーザーと共有

待ち合わせをするときに便利なのが、自分がいる場所や目印となる場所の情報を共有する機能だ。この機能を使うと、地図上の位置情報をメールやSNSを使って、他のユーザーへ手軽に通知することができる。

集合時間に遅れてくる相手へ場所を伝えたいときや、道に迷ったときに自分の現在位置を知らせるなどといったシーンで便利に使える。

Google マップ上の東京都庁

位置情報を共有したい場合はマップの画面で、下段の白いエリア(この画面では東京都庁と書かれている部分)をタップして上方向にスワイプする。

東京都庁の詳細情報と共有ボタン

場所の詳細情報画面が表示されるので「共有」をタップする。もし「共有」ボタンが表示されていない場合は右上のメニューボタン(・が縦に3個並んでいるボタン)をタップして「共有」を選択する。

共有できるアプリリスト

位置情報を共有するために使うアプリを選択する。待ち合わせ時などに利用すると便利な機能だ。

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よく利用する場所を「お気に入り」に登録

自宅や職場などよく利用する場所の周辺地図を調べたいときに、いちいち住所などを入力するのは面倒だ。そこでよく利用する場所をすばやくGoogle マップで呼び出せるよう、ショートカットを作っておくといい。「マイプレイス」にお気に入りの場所を登録しておけば、すぐに目的の場所を呼び出すことができるので便利だ。

登録したい場所の詳細情報を表示した画面

よく使う場所をお気に入りに登録するときは、先ほどの位置情報共有のときの要領で、登録したい場所の詳細情報を表示する。ここで「保存」ボタンをタップして、保存先として「お気に入り」を選ぶ。

「お気に入り」表示画面

保存した場所は、Google マップの検索欄の左にある「三」に似たメニューボタンをタップし「マイプレイス」から「保存済み」を選び、「お気に入り」を選択すれば簡単に呼び出せる。

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地図上に情報を書き込める「マイマップ」機能

Google マップには、地図上に自分で情報を書き込むことができる「マイマップ」という機能が用意されている。これを使えば、地図上に訪問先のリストを作成し、その会社名や個人宅の情報などを記録した、「自分だけの地図」を作成することができる。

マイマップの作成は、パソコンのWebブラウザーから行う。Webブラウザーで「マイマップ」を開き、Google アカウントでサインインする。その画面からマップ上に訪問先を示したポイントを作成したり、経路などを書き入れたりすることができる。

Google「マイマップの概要」

「マイマップ」登録画面

Webブラウザーで「マイマップ」を開き、地図上にさまざまな情報を書き込んだ、自分だけの地図を作成できる。

マイマップの編集方法については、詳しく解説すると長くなるので割愛するが、Googleの「マイマップ ヘルプ」に詳しい使い方が記載されているので参考にしてもらいたい。地図を作成したら、スマートフォンのGoogle マップアプリを開き、「三」に似たメニューボタンでメニューを表示し「マイプレイス」から「地図」を選択して作成した地図を読み込めばいい。

Google「マイマップ ヘルプ」

「マイプレイス」地図のリスト画面

スマートフォンのGoogle マップアプリでGoogle アカウントを使ってログオンしておく。「三」に似たメニューボタンをタップしてメニューを表示する。「マイプレイス」から「地図」と選択していくと、地図のリストが表示されるので、先ほど作成した地図を選択する。

自分でポイントを書き入れた地図

自分でポイントを書き入れた地図が表示された。一度の外出で複数の訪問先を回ったりするときや出張時に、自分だけのマップを作っておくと便利だろう。

このようにGoogle マップには使ってみると便利な機能が多数用意されている。ぜひ使いこなしてビジネスなどで活用してほしい。

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