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おしごと2.0 Anywhere! いつでも、どこでも、快適おしごと

大塚商会は、昨年の『実践ソリューションフェア2007』で、ITの活用プロセスを見直し、ビジネスをバージョンアップする『おしごと2.0』を、お客様に提案した。そして、今年の『実践ソリューションフェア2008』では、それを推し進め、いつでも、どこでも、快適なビジネスを可能にする『おしごと2.0 Anywhere!』をお客様に提案している。『おしごと2.0 Anywhere!』は『おしごと2.0』のコンセプトの延長線上にあり、ITの活用により、お客様のビジネスをさらにバージョンアップするものだが、それにとどまらず、最新技術の活用により、お客様のビジネスをロケーションフリー化するものだ。ここでは、大塚商会が提案する『おしごと2.0 Anywhere!』の具体的な内容をご紹介しよう。

大塚商会の今年のテーマはおしごと2.0 Anywhere!

昨年、大塚商会が提案した『おしごと2.0』は、ITの活用プロセスを見直すことにより、お客様のビジネスをバージョンアップするという提案だった。たとえば、デジタル複合機を例に考えてみよう。コピー機にプリンタ機能、スキャナ機能、ファクス機能を統合したデジタル複合機は、現在では、どこのオフィスにも当たり前のように入っている。しかし、それらの企業がデジタル複合機を十分に活用できているかというと、そうとは限らない。

デジタル複合機の活用プロセスを見直して上手に活用すれば、社内の基幹業務システムと連携する入力装置として利用することもでき、社内の文書管理におけるセキュリティ対策を強化することもできる。このように、ITの活用プロセスを見直すことによって、ビジネスをバージョンアップさせる可能性を打ち出したのが『おしごと2.0』だった。

そして、今年、大塚商会が掲げるテーマは『おしごと2.0 Anywhere!』。これは、『おしごと2.0』のコンセプトを推し進め、お客様のビジネスをさらにバージョンアップする提案であるとともに、最新技術の活用により、お客様のビジネスをロケーションフリー化する提案でもある。ビジネスの世界ではスピードが重要なファクターであり、あらゆるロケーションに対応できるシステムを持つことでビジネスのスピードアップを図ることができる。大塚商会の『おしごと2.0 Anywhere!』は、ビジネスのロケーションフリー化を推進し、“いつでも、どこでも、快適に”ビジネスを遂行できる環境を、お客様が抱える諸事情にあわせて総合的に提供するものだ。

『実践ソリューションフェア2008』での『おしごと2.0 Anywhere!』ステージ風景 『実践ソリューションフェア2008』での『おしごと2.0 Anywhere!』ステージ風景

 

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コンセプトの背景にある2008年のITトレンド

ここで『おしごと2.0 Anywhere!』の背景となる、2008年のITトレンドを簡単におさらいしておきたい。2008年のITトレンドは、Windows Server 2008の出荷開始、ブレードサーバと仮想化技術によるサーバ統合、内部統制の施行、3.5G携帯電話やモバイルWiMAXなどの高速データ通信技術の普及、といった諸点にまとめることができる。

Windows Server 2008は、すでに3月1日からボリュームライセンスの販売が開始されており、現在、9月末までの早期導入キャンペーンが行われている。また、4月15日に予定されている発売イベントでは、サーバベンダ各社から、Windows Server 2008を搭載したサーバ製品も発表されるはずだ。Windows Server 2008の導入が本格化するのは今年秋以降になると予想されるが、それにともない、クライアントOSのWindows Vistaへの移行が加速していくと思われる。Windows Server 2008は、Windows Vistaに搭載された新技術を反映したサーバOSであり、Windows Server 2008と親和性の高いクライアントOSはWindows Vista以外にない。

また、Windows Server 2008の出荷開始と並んで、サーバコンピューティングの大きな話題はサーバ統合の推進だ。ハードウェア面では、サーバベンダ各社のブレードサーバの普及が、ソフトウェア面では、昨年12月に発売されたVMware ESX Server 3.5、今年1月に発売されたCitrix XenServer 4.0といったサーバ仮想化ソフトウェアが、サーバ統合を推進する大きな要因だ。サーバ統合が話題になって久しいが、今年はサーバ統合の動きが、いよいよ活発化することが予想される。

さらに、今年度(会計年度)より本番運用を迎える内部統制対策においては、実際の運用にもとづく評価が重要なポイントになってくる。内部統制の対象とならない非上場企業に対しても、取引先の上場企業からの、情報セキュリティの要求が厳しくなることが予想される。特に、IT全般統制の観点から、社内の業務システムや情報システムの運用を再検討する必要が出てくるものと思われる。

そして、企業のビジネスを大きく変える可能性があるのは、通信環境の大きな変化だ。現在、普及が進んでいる3.5G携帯電話では、従来の3G携帯電話から10倍以上ダウンリンクが高速化している。それに加えて定額制のデータ通信料金プランが各通信キャリアから提供開始されたため、モバイル機器によるデータ通信をビジネスに活用する企業が増えている。また、現在の公衆無線LANに代わって普及が確実視されているモバイルWiMAXも、来年のサービス開始に向けて、着々と準備が進んでいる。こうした動向も見据えながら、新しい通信環境をいかに取り入れ、活用していくのか……これが、2008年の企業のビジネスを左右する大きなポイントになりそうだ。

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既存システムをグレードアップする際のポイント

以上のような2008年のITトレンドを見据えて、今年、大塚商会は『おしごと2.0 Anywhere!』を提案している。ここからは、その具体的な内容に踏み込んでいこう。昨年の『おしごと2.0』と異なり、『おしごと2.0 Anywhere!』では、お客様の事業形態やシステムの現状にあわせて、最適な提案となるように、(1)既存システムのグレードアップ、(2)新規システムの構築によるスタートアップ、という2つのケースを想定した、各種ソリューションを用意している。

現在使用しているシステムが構築から間もない場合や、投資コストが回収できていない場合は、既存システムのグレードアップによって、ビジネス効率を高めていく必要がある。そこで重要なキーワードになるのが、サーバ仮想化やデジタル複合機と基幹業務システムの連携による文書の電子化だ。

「すでにサポートが終了しているWindows 2000 Serverベースのシステムを、最新のサーバOSに移行したい」、あるいは「リース期限切れとなったサーバから、システムを最新のサーバに移行したい」という需要は、幅広く存在すると思われる。しかし、「Windows 2000 Serverにあわせて設計されたシステムや、古いサーバ機種にあわせて設計されたシステムは、最新のものに対応していない」……そんな悩みを抱えている企業は少なくないはずだ。そこで、活用したいのがサーバ仮想化ソフトウェアだ。

VMware ESX Serverに代表されるサーバ仮想化ソフトウェアを利用すれば、各ソフトウェアがハードウェアに依存しなくなるため、古いサーバ機種用に設計されたシステムを、最新のサーバ機種で運用できる。また、Windows Server 2008に搭載されるHyper-Vという仮想化機能を利用すれば、Windows 2000 Server用に設計されたレガシーシステムを、最新のWindows Server 2008で運用することが可能になる。それだけでなく、サーバ仮想化を利用すれば、複数のサーバを1台のサーバハードウェアにまとめる、サーバ統合も可能になる。サーバを統合することにより、運用・管理のコストや工数を削減することができる。

また、内部統制の対象となる上場企業においては、ともすれば疎かになりがちな文書の電子化、管理、保存が重要な課題になってくる。そこで、お勧めしたいのが、デジタル複合機と基幹業務システムの連携による『ブーメラン帳票ソリューション』(QRコード出力・文書管理ソリューション)だ。このソリューションは、株式会社リコー製デジタル複合機と、ウイングアークテクノロジーズ株式会社製の『SVF IVサーバ』、株式会社ハイパーギア製の『HG/PscanServePro』、株式会社OSK製の『Visual Finder』が、基幹業務システム『SMILE』と連携して実現するもの。たとえば、デジタル複合機からQRコード付きの納品書を出力し、お客様の受領サインをもらい、デジタル複合機で、その納品書をスキャンすれば、基幹データにイメージデータを紐付け登録することができる。手書き情報が付加された文書も電子化をスムーズに進められる。

図1  検印やサインが入った文書を電子化する『ブーメラン帳票ソリューション』
→ 印刷用図版(PDF 1,179KB)

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新規システム構築によるスタートアップのポイント

一方、新規システムの構築によるスタートアップで、ビジネス効率を高めたいお客様に対しては、最新のWeb技術や最新のハードウェアを活用するさまざまなソリューションが用意されている。そのひとつが『名刺ファイリングシステム』だ。このシステムは、リコー製デジタル複合機と、メディアドライブ株式会社製『名刺管理サーバーV3.0』が連携して実現するもの。デジタル複合機でスキャンした名刺を『名刺管理サーバーV3.0』で一元管理し、ネットワークを介して、PCや携帯電話から名刺データの閲覧を可能にする。顧客情報管理という側面だけでなく、PCや携帯電話には情報が残らないため、情報漏えい対策という側面でも有効なソリューションだ。

また、デジタル複合機とグループウェアの連携を実現するのが、『グループウェア連携ソリューション』だ。これは、リコー製デジタル複合機の操作パネル上に、『サイボウズ ガルーン2』のファイルやフォルダを表示し、デジタル複合機のパネルの操作のみで、指定したファイル印刷や、スキャンしたファイルの登録を実現するもの。リコー製デジタル複合機に、この機能を提供しているのは、ハイパーギア製の『HG/Pscan for ガルーン2』という組み込みソフトウェアだ。

さらに、携帯電話やスマートフォンなどの各種携帯端末とグループウェアの連携も重要な課題になってくる。そこで、お勧めするのが、株式会社いいじゃんネット製の『CACHATTO(カチャット)』というソリューションだ。モバイルワーカーが社内イントラネットにアクセスする仕組みを構築する際の一番の課題は、セキュリティの確保である。このソリューションの特徴は、実装が簡単なこと。イントラネット上に構築されたグループウェアにゲートウェイを追加するだけで、簡単・安全にモバイルアクセスが可能になる。社外からグループウェアにアクセスするモバイル端末は、Webブラウザが動作するものなら何でもよい。また、端末IDによる認証、パスワード認証など、複数の認証システムを『CACHATTO』自体が内蔵しているため、セキュリティという点でも安心して使えるソリューションだ。

以上に見てきたように、今年、大塚商会は『おしごと2.0 Anywhere!』をテーマとして掲げ、いつでも、どこでも、快適なビジネスを遂行するための各種ソリューションを、お客様に提供していく。2月より全国で開催されている『実践ソリューションフェア2008』では、今回紹介した各種ソリューションの実演のほかに、『Lotus Notes/Domino 8』によるマッシュアップ、『たよれーるゲートウェイ監視サービス』の実演なども行われた。ぜひ『おしごと2.0 Anywhere!』のコンセプトにもとづくさまざまなソリューションを活用して、ビジネスをバージョンアップさせてほしい。

図2  『名刺ファイリングシステム』で名刺データを一元管理
→ 印刷用図版(PDF 804KB)

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(掲載:2008年4月)

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