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より身近になった仮想化技術。仮想化によるサーバ統合は大塚商会にお任せ!

多くの企業が抱えている共通の課題は、社内システムの運用管理コストが増大していることではないだろうか。そうした課題を解消する手段として注目を集めているのが、仮想化技術を活用したサーバ統合である。ハードウェアの高性能化やネットワークの高速化、さらに仮想化技術の進歩により、これまで各地に分散させていたサーバ群を本社などで一括管理することが可能になったのだ。そうした中、マイクロソフトWindows Server 2008の仮想化機能『Hyper-V』や、ヴイエムウェアの仮想化ソフトウェア『VMware ESXi』が無償提供されるようになり、中堅・中小企業においても仮想化技術がより導入しやすい環境になった。そこで今回は、仮想化技術のトレンドを踏まえたうえで、仮想化に強い大塚商会の取り組みを詳しく紹介しよう。

仮想化技術を活用したサーバ統合のメリット

今やコンピュータシステムは企業活動にとって、業務の効率化や迅速な処理のために必要不可欠だが、サーバの保有台数が増えれば、当然のことながらTCO(総保有コスト)は増大する。また、拠点や部門ごとに複数のサーバが散在する環境になると、その運用管理も煩雑になりがちで、セキュリティ上の問題点も生じやすい。

仮想化技術とは、OSがハードウェアに依存しない環境(仮想マシン環境)を作りだすことにより、1台の物理的なハードウェア上で複数のシステムが運用できる仕組みだ。これまで企業内システムでは、1つのアプリケーションに対して、1台のサーバが割り当てられていた。例えば、メールシステムやグループウェア、販売管理システムや会計システムなど、それぞれ個別のサーバで運用される。しかし、仮想化技術を活用したサーバ統合を実現すれば、複数のサーバを導入・運用するためのコストや手間を大幅に削減できるのだ。

特に最近のx86サーバ(インテル製CPU搭載機)は高性能化しているため、ひとつの用途で利用するとリソース占有率は15%〜20%程度だと言われる。つまり、サーバ本来のパフォーマンスを十分に活用しきれていないのだ。ところが、仮想化技術によって1台のサーバを複数の用途で利用すれば、効率的なリソース活用が行える。

例えば、従来は別個のサーバ上で動かしていたWindows 2000 Server用の会計システムと、Windows Server 2003用の販売管理システムを同じサーバ上で動かすことも可能になる。また、古いOS用に設計されたレガシーシステムをサポート期間切れになった旧式のサーバから最新のx86サーバ上にマイグレーションする場合や、アプリケーションの開発用、テスト用、本番用の各環境を1台のサーバ上で構築する場合などにも効果を発揮する。

図1 なぜ今ブレードサーバなのか
→ 印刷用図版(PDF 965KB)

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仮想化のトレンドはブレードサーバの活用

最近のトレンドは、ブレードサーバと仮想化ソフトウェアによるサーバ統合である。ブレードサーバとは、ブレードと呼ばれる抜き差し可能なサーバをエンクロージャと呼ばれる筐体内に搭載した最新のサーバシステムのことだ。その最大のメリットは、サーバを統合する際の運用管理コストを大幅に軽減できることだろう。単に複数のサーバを物理的・地理的に統合しただけでは、システムの運用管理の手間を大幅に削減することは難しい。ブレードサーバと仮想化ソフトウェアを組み合わせて、複数のアプリケーションを統合させた仮想環境で稼働させることにより、サーバの物理的台数を減らすことができ、日々の運用管理コストを大幅に軽減することが可能になる。

ブレードサーバは、1台の筐体内に細いブレードを何枚も収納できるので、これまで主流だったラックマウント型サーバよりも、さらにコンパクトで省スペース化を実現する。筐体内に搭載するブレードは簡単に抜き差しできるため、リソースが足りなくなった場合など必要に応じてブレードを増設できるので拡張性に優れている。

ラックマウント型サーバでは、電源ケーブルや冷却装置、外部インターフェイスなどを個別に備える必要があるが、ブレードサーバではそうした周辺機器をあらかじめ筐体内に搭載し、各ブレードで共有することができる。そのため、周辺機器との複雑な配線が不要で、ハードウェアのメンテナンスも容易に行える。そのうえ、同スペックのラックマウント型より11%も電源効率に優れているので省電力化も実現する。発熱量も小さいので、昨今話題になっているCO2削減に貢献する。

現在は、100V電源を使用できるブレードサーバもあり、専用サーバルームのない環境でも問題なく導入できる。実際、国内のサーバ市場において約10%がブレードサーバを扱っていると言われており、中堅・中小企業でもブレードサーバを導入するところが増えている。大塚商会は、それよりも多い比率でブレードサーバ導入実績があり、豊富なノウハウを有しているので、初めてブレードサーバを導入する企業も安心してお任せいただきたい。

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仮想化ツールの無償提供でより導入しやすい環境が整う

現在、仮想化ソフトウェア市場でトップシェアを誇っているのが、ヴイエムウェアの製品ファミリだ。その中核をなす『VMware Infrastructure 3』は、1台のサーバを複数の仮想マシンに分割する『VMware ESX Server』、仮想マシンの管理機能を提供する『VMware VirtualCenter』、ハードウェアのメンテナンス性を向上させるのに有効な『VMware VMotion』※1、仮想マシンの負荷分散に有効な『VMware DRS』※2などで構成されるスイート製品だ。

VMwareの仮想化ソリューションでは、OSやアプリケーションを物理ハードウェアに依存しない仮想マシン上で稼動させ、リソースは必要に応じて動的に割り当てられる。各仮想マシンとその上で稼動するシステムは、カプセル化機能により1つのファイルとして扱えるようになるため、システムと物理ハードウェアを完全に分離し、柔軟な運用が可能になる。これにより、シングルサーバのパーティショニングから、サーバ、ストレージ、ネットワークを含むITインフラ全体の仮想化・自動化・最適化を図ることが可能になる。

一方、マイクロソフトは2008年6月末にWindows Server 2008の仮想化機能『Hyper-V』の正式版を公開。同社のWebサイトから無償でダウンロードできるようになった。『Hyper-V』は、Windows Server 2008 の一部として提供される仮想化機能で、マシンの仮想化をサポートするために必要となるすべてのものが含まれる。特筆すべき点は、仮想化機能がサーバOSに実装されることにより、仮想化がより身近なものになったことである。

また、『Hyper-V』の機能専用製品として『Microsoft Hyper-V Server』も発売が予定されている。

さらに、シトリックス・システムズ・ジャパンが、2008年6月に『Citrix XenServer』の最新バージョンとなる『Citrix XenServer 4.1』を発表している。

この流れに沿って、ヴイエムウェアでは、2007年末からサーバベンダに提供していた組み込み型仮想化ソフトウェア『VMware ESXi』のスタンドアローン版(サーバ製品に組み込まれていないソフトウェアのみのバージョン)を2008年7月末から無償提供し、同社のWebサイトからダウンロードできるようにした。『VMware Infrastructure 3』の3つのエディション(VI Foundation、VI Standard、VI Enterprise)に比べれば、『VMware ESXi』で実現できることは限られるが、サーバやストレージ、ネットワークを仮想化するための基本機能は網羅している。

このように仮想化技術はより導入しやすい環境になり、今後は中堅・中小企業においても仮想化の需要が急増することが見込まれている。

図2 x86サーバ向け仮想化ソフトウェア
→ 印刷用図版(PDF 965KB)
※1稼動中の仮想マシンを、複数のESXサーバ間で手動で移動できる機能。仮想マシンはサービス提供したまま移動できるため、移動元のハードウェアがいつでもメンテナンス可能になる。
※2仮想マシンの負荷に応じて、自動的にVMotionをかける機能。特定の仮想マシンが負荷増大になっても、他の仮想マシンを自動で移動させ、ハードウェアリソースを十分に使用することができる。

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仮想化ツールの検証施設と無料ハンズオンスクールを開設

仮想化を利用したシステムは、TCO削減、省電力、省スペースなどのメリットがある一方で、実際に導入する際には、企業内に仮想環境を構築してアプリケーションの動作検証をする必要があるため、ITスキルの高い人材が求められたり、導入コストが高くなるといった問題点も生じる。そこで、2008年9月に大塚商会は株式会社ネットワールドと協業し、お客様が仮想化導入前に仮想環境上でのアプリケーションの動作確認ができる場所や機材を無償提供する「VMwareオープンラボ」を大塚商会の本社内に開設。お客様は動作確認をしたいOSとアプリケーションを持参することにより、納得するまで動作確認を行うことができ、仮想化導入における検証コストを大幅に下げることが可能になる。

さらに大塚商会とネットワールドは、『VMware ESXi』の無償化をきっかけに仮想化市場をさらに拡大し、お客様に仮想化のメリットを享受してもらうため、『VMware ESXi』の無料ハンズオンスクールを開校。『VMware ESXi』の入手方法や導入方法、製品版との違いを解説するとともに、参加者にはインストール用メディアを配布し、すぐに仮想化を実体験していただいている。『VMware Infrastructure 3』を体験できるコースも用意し、より高度な仮想化を要望されるお客様の要求にも対応する。

また大塚商会は、MSソリューションについても国内でトップレベルのノウハウと実績がある。マイクロソフトが提供している『Hyper-V』を含めた「仮想化オープンラボ」も開設し、仮想化導入をより強力に支援する(49ページ参照)。

このような無料の検証施設やスクールを利用することにより、企業は仮想環境の問題点や疑問・不安を解消したうえで、仮想化のシステム設計、導入に取り組めるようになる。いずれも大塚商会のWebサイト(終了しました)から予約できるので、是非有効活用していただきたい。

図3 VMwareライセンス体系
→ 印刷用図版(PDF 965KB)

大塚商会のαラーニングセンター水道橋にて『VMware ESXi』の無料ハンズオンスクールが開かれる。大塚社内のVMwareオープンラボの風景。写真左:大塚商会のαラーニングセンター水道橋にて『VMware ESXi』の無料ハンズオンスクールが開かれる。
写真右:大塚社内のVMwareオープンラボの風景。

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万全なサポート体制により仮想環境の構築を強力に支援

大塚商会では、今後の仮想化市場の拡大に伴い、営業やSEのスキルアップにも積極的に取り組んでいる。その一環として、2008年2月に「VMwareセールスプロフェッショナル」の認定試験を受講し、営業マン340人が合格した。一方、SEについても、VMwareの社内教育を受けた技術者は以前は60人程度だったが、同年2月に一気に120人にまで増やし、全国の拠点に配備している。また仮想化ソリューションを中心とした各種検証・案件支援を行っている技術グループがある。まさに仮想化ソリューションに関しては、万全な体制で臨んでいるといえよう。

さらに大塚商会では、仮想化に関するセミナーを定期的に開催している。日本IBM、日本HP、NECなど各メーカーと協業し、仮想化ソフトウェアとブレードサーバなどを組み合わせたサーバ統合やストレージ統合の構築手法やメリットについて実機を使ってわかりやすく解説している。毎回、さまざまな業種のお客様が参加し、大変好評を得ている。

大塚商会では、VMwareやブレードサーバなどに関する豊富なコンサルティングサービスも提供しているので、仮想化に関することは大塚商会にお任せいただきたい。仮想化に強い大塚商会が、お客様のITインフラの最適化を強力に支援していく。

(掲載:2008年11月)

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