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オフィスのPCを
入れ替えてエコ

オフィスのPCを最新のマシンに入れ替えると、CO2を最大で50%削減できる!また、OSをアップグレードすることでも省電力化が図れる。さらに、徐々に浸透しつつある在宅勤務の支援ソリューションも解説する。

オフィスのPCの
入れ替え効果は?

普段、我々がオフィスで使っているPCでも簡単に行えるエコがある。それはPCの入れ替え、買い換えだ。

例えば、PCをデスクトップ型からノート型に替えるということも、大きなエコにつながる。ノートPCはデスクトップPCに比べて、消費電力が半分程度で済む。これは1日あたり約80g、1年間では約30kgものCO2が削減できる計算になる(一般的に最も利用されている15型程度の液晶/CeleronタイプのCPUのノートPCと、スペックが同等の液晶ディスプレイ付きデスクトップPCとの比較)。さらに、モバイル型のノートPCなら、デスクトップPCの約2/5のCO2排出量になる。

1日80gとは見慣れない表現だが、白熱電球を蛍光灯に替えると約45g、テレビなどのコンセントをこまめに抜くと約65gのCO2の排出量を削減することができるので、PCの入れ替えの効果がいかに大きいかが分かる。ちなみに年間30kgというのは、杉の木2本分のCO2削減量に相当する(1本が1年間に吸収するCO2を14kgとして計算)。

もちろん、デスクトップPC自体も年々省エネ化が進んでおり、最新機種に入れ替えることで大きなエコにつながることは言うまでもない。

例えば、2002年型のPentium 4(1.80GHz)搭載の標準的なデスクトップPCを、最新のCore i5 650(3.20GHz)搭載のデスクトップPCに買い換えると、年間約117kWhの消費電力の削減が図れる。年間CO2排出量に換算すると、約50kgというかなり大きな量の削減となるのだ。

買い換えによるエコ度

 

年間消費電力量

年間CO2排出量

年間電気料金

既存デスクトップPC

約218kWh/年

約92kg/年

約3,052円/年

買換デスクトップPC

約101kWh/年

約42kg/年

約1,414円/年

※既存デスクトップPC:2002年型のPentium 4(1.80GHz)搭載の標準的なPC
※買換デスクトップPC:2010年型のCore i5 650(3.20GHz)搭載のPC

OSのアップグレードでも
エコ化が進む

Windows 7には、さまざまなエコに関連する機能が備わっている。古いOSからWindows 7へアップグレードするだけで、簡単にエコ化を図ることができるのだ。

まずは、Windows 7の省電力機能。例えば、しばらくPCに触れない状態が続くと、画面を自動的に暗くして消費電力を削減できる機能がある。また、会議や食事で長時間席を外した時に働くのが「ハイブリッドスリープ機能」。作業中のデータなどを保ったまま、電源オフと同レベルまで消費電力を下げて待機する。

またセンサ機器と連携することで、ユーザの在席・離席を感知してPCの電力を自動的に制御する機能もある。これだけで、消費電力を約30%もカットしてくれる。

さらにWindows 7は、PCの利用状況に応じて適切なCPUパワーで稼働するようになっている。常にCPUをフル稼働させず、効率的にCPUパワーを引き出すため、消費電力の低減につながっている。

これらの機能を活用すれば確実にエコにつながっていくが、そのほかにもWindows 7では、Windows Vistaに比べ起動が速くなり、動作が軽くなっている。仕事の効率が良くなり、短時間で業務を行うことができる。つまり、PCの稼働時間が短縮され、知らず知らずに省電力化に貢献していることになるのだ。

エコという観点からも、ぜひOSをWindows 7へアップグレードしたい。

PCのリモートコントロールでも
エコ化?

会社へ行かず、自宅で業務を行う在宅勤務は、会社へ行くための交通手段を用いることがないため、CO2排出量の削減に効果が期待できる。

しかし、セキュリティ面や利便性の観点から、会社と同じ業務の環境を自宅に作ることが難しかったが、最近になって新しいソリューションが登場してきた。

例えば、日立ビジネスソリューションと大塚商会は、社外から直結の通信回線を使用した場合と同様に容易・安全に社内のPCに接続・操作できる「オフィストンネリングキット」を共同で企画・開発し、2010年3月よりサービスを開始している。

このオフィストンネリングキットのサービスでは、専用USB認証キーをインターネットに接続された自宅などのPCに挿し込むことで、セキュリティを確保した状態で会社の自席PCの電源オンからリモートコントロールまでを行うことができ、容易に会社の自席PCを社外から利用できる。

また、例え外出先からの接続であっても、作業はすべて自席PCのアプリケーションとデータを利用するため、社内データの持ち歩きが不要となる。操作の簡易化、自動接続によるすばやいアクセスで外出先などでの業務効率の改善も図ることができる。

また、インテルのvProテクノロジーが活用されており、遠隔地からの電源ON・OFFなど消費電力量抑制に加え、フリーズ時の再起動など電源制御も可能になっている。

このようなシステムやサービスが普及し、在宅勤務の環境が整っていけば、エコにも大いに貢献できる。

オフィストンネリングキットのサービス概念図

(掲載:2010年11月)

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