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ビジネスで使う「Windows Vista」と
「the 2007 Microsoft Office system」

Windows Vistaとthe 2007 Microsoft Office system」(以降、2007 Office system)が1月30日に発売されてからしばらく経ったが、今回はこの2つの新製品をビジネスで使用するときのポイントを解説しよう。

Windows Vista ビジネス向けの新機能とアプリケーション

Windows Vistaは、「Windows Aero(エアロ)」の採用などによってユーザーインタフェースが大幅に向上したため、ビジネス向けというよりは、ホームユーザー向けだと思っている人が多いのではないだろうか。

しかし、Windows Vistaにはビジネスにも役立つ魅力的な機能やアプリケーションが数多く搭載されている。

●「クイック検索」

「スタート」メニューやファイルフォルダの「検索」ボックスにキーワードを入力すると、該当するファイルやプログラムがすばやく表示されるのが「クイック検索」機能だ。キーワードにできるのは、ファイル名やファイルの属性だけでなく、ファイル内の文章なども可能。Excelに入力した文章から得意先の名前を探す、という検索もできるので、これはとても便利な機能といえる。

この検索機能は、バックグラウンドでインデックスが自動的に作成されるので、検索スピードは非常に高速。また、検索するドライブやフォルダをカスタマイズすることもできる。


「検索」ボックスにキーワードを入力すると、すぐに該当のファイルやプログラムが表示される


●「Windowsカレンダー」

Windows Vistaにはスケジュール管理ソフトの「Windowsカレンダー」が新たに搭載された。「Outlook 2003」に似た機能を持っているが、より簡単にスケジュールの設定や管理ができるようになっている。

このWindowsカレンダーでは、予定を作成した後、予定が近づいてきたことを知らせる警告を設定することができる。さらに、登録した内容をどれくらい前に通知するかを、分単位、時間単位、または日単位で設定できる。また、毎週開催されている会議など、定期的な予定を設定することも可能だ。


スケジュールを簡単に入力できるようになった「Windowsカレンダー」


●「プレゼンテーション設定」

Windows Vistaには、「Windowsモビリティセンター」という、ノートパソコン固有の設定を集中的に行うツールが付属している。

この中で、PowerPointなどを使ったプレゼンテーションを行う場合、特に役に立つのが「プレゼンテーション設定」だ。プレゼンテーション設定は、プレゼンテーション中のスリープ状態の無効化、システム通知(バルーンなど)の停止や壁紙の変更など、関連するパソコンの動作を一括して変えることができる。プレゼンテーション中に表示されると見栄えが悪いデスクトップも、瞬時に変えることができる。

●データをCDやDVDへ簡単に保存

Windows Vistaでは、フォルダウィンドウ内に[書き込む]ボタンが追加された。ファイルやファイルを選択してクリックするだけで、CDへ簡単に保存することができる(パソコンに書き込みの機能がある場合)。さらに、DVDにも直接書き込むことができるようになった。

また、Home Basic、Home Premium、Ultimateのエディションには、新たに「Windows DVDメーカー」も搭載された。映像や写真のスライドショーにメニューを追加して、DVDプレーヤーで再生可能なDVDソフトを作成することもできる。


[書き込む]ボタンをクリックするだけで、データをCDやDVDへ保存できる

2007 Office systemで便利な機能はコレ!

2007 Office systemの各製品(Word、Excel、PowerPointなど)は大幅に機能がアップしたが、そのなかでも便利な機能を紹介しよう。

●クリック数が減る「リボン」

以前のOffice製品は、「メニュー」や「ツールバー」から作業ウィンドウを開いて作業に必要な機能を探していたが、新しく搭載された「リボン」では、煩雑な動作をすることなく使いたい機能をすぐに見つけることができるようになった。

さらに、この「リボン」に表示されるツールは、次の操作を予測し、リアルタイムで表示する内容やその順序まで自動的に変更してくれる。つまり、クリックの数を減らして目的の機能を使うことができるため、作業のスピードアップにもつなげられる。

●ライブプレビュー

WordやExcelでフォントを変更するときは、大きさや色などを選択し、いったんマウスのポインタをはずして決定してから出来ばえを確認していたが、「ライブプレビュー」機能が搭載されたことによって、ポインタを移動(マウスオーバー)するだけで、スタイルが適用されたイメージを確認することが可能になった。

Word 2007ではさらに、文字列をドラッグするとその右上に「フローティングツールバー」が表示され、これまでのようにわざわざ画面の上にあるメニューまでカーソルを動かさなくとも書式の変更ができる。


マウスオーバーするだけで変更を確認できる「ライブプレビュー」


●Excel2007の目玉機能は「条件付き書式」

これまで「年度ごとの売上額の比較をしたい」ときなどは、グラフを作って見やすい形にしていただろう。Excel 2007に搭載された「条件付き書式」では、わざわざグラフを作る必要がなくなった。例えば、「売上額」の列の数値データ上に簡易型のグラフを表示することができたり、「達成率」などの列に「青信号、黄色信号、赤信号」といったオブジェクトを簡単に表示することができるようになったのだ。

これまでの条件付き書式は、設定が少々難しくて、実務で使いこなすにはある程度のスキルが必要だったが、Excel 2007ではとても手軽に使用できるようになった。素早くデータの分析をしたいときは、まさにお勧めの機能といえる。


簡易型のグラフを表示することができるようになったExcel2007の「条件付き書式」


Windows Vistaも、2007 Office systemも、従来より操作方法は大きく変わったが、より直感的、より効率的に作業が行えるような工夫や改善が盛り込まれている。

(掲載:2007年3月)

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