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Windows XPからWindows Vistaへの移行
悩まないための操作比較

Windows Vista登場からもうすぐ1年、そろそろビジネスでも使用しようという場面もあるだろう。今回は特にインターフェースの違いで迷わないように操作方法を解説してみよう。

Windows Vistaに搭載された新機能

以前、このコーナーでWindows Vistaの特徴について解説したが、さらにビジネスでパソコンを使用する際の新機能について触れてみたい。ビジネスユースに関連するWindows Vistaの主な新機能は、以下の表の通りとなる。

機能と概要 Windows XP Windows Vista
Home
Basic
Home
Premium
Business Ultimate
スリープ機能
省電力と起動時間の効率が向上
Windowsシャドウコピー
削除したファイルを元に戻す
Windows BitLocker
パソコン全体を暗号化
Windows Aero
半透明のデスクトップ
Windowsサイドバー、ガジェット
デスクトップにミニアプリを配置
クイック検索
必要な情報を素早く検索
Windowsモビリティセンター
ノートパソコンの設定を一元管理

(一部)

(一部)
Windowsフォトギャラリー
写真の整理、加工、スライドショー


Windows Vista操作方法
大きな変更点

Windows Vistaには、このようにさまざまな新機能が搭載されたが、基本的にはWindowsの最新OSであって、Windows XPユーザならばスムーズに移行できるはずだ。

ただし、以下に紹介する機能はWindows Vistaからのもの、もしくは大きく改良されたものだ。特にインターフェース面が大きく変わっているので、詳しく解説してみよう。

■Windows Aero

Windows Vistaのインターフェースの大きな特徴は、半透明化ウィンドウや3D表示を多用した「Windows Aero(ウィンドウズ エアロ)」が採用された点だ。Windows XPから大きく変わっているため最初はちょっと戸惑うかもしれないが、自由にカスタマイズもできるので、まずは基本操作をしっかりとマスターしよう。

Glass Aero:Windows Aeroの中でも最大の特徴は、メニューやウィンドウの境界の半透明効果の「Glass Aero(グラス エアロ)」が採用されている点だ。ウィンドウがガラスのように半透明になっていて、背景が透けて見える洗練されたインターフェースになっている。この色と透明度はユーザが自由に変えられ、その設定方法はWindows XPと同様、デスクトップ上で右クリック→[個人設定]→[ウィンドウの色とデザイン]から指定できる。



Glass Aeroの透明度や色を自分の好みに変えることができる


ライブサムネイル:マウスポインタを画面下のタスクバーボタン上に移動すると、最小化されているウィンドウのサムネイルが表示される。わざわざウィンドウを元の大きさに戻さなくても内容が素早く確認できるため便利だ。



最小化されたウィンドウの内容がサムネイル画面で表示される


Windowsフリップ:タスク切り替えは[Alt]キーと[Tab] キーを同時に押して表示される。Windows XPではタスクを表すアイコン表示だけだったが、Windows Vistaではそれぞれのウィンドウサムネイルが表示され、切り替えたいタスクが探しやすくなった。また「デスクトップ」のサムネイルを選択すれば、全ウィンドウを簡単に最小化できる。



開いているウィンドウのサムネイルが表示される


Windowsフリップ 3D:フリップ表示がさらに強力になり、3D表示で回転するのが「Windowsフリップ 3D」。開いているウィンドウがページをめくるように表示され、参照が簡単にできる。操作方法はキーボードとマウスの2通りがある。

  • キーボード操作
    [Windows]キーを押しながら[Tab]キーを押すと、開いているウィンドウが3Dで整列して表示される。[Tab]キーを押すたびにウィンドウが回転して切り替わるので、選択したいウィンドウが一番手前に表示されたところでキーを離す。
  • マウス操作
    [クイック起動]ツールバーの[ウィンドウを切り替える]をクリックすると、開いているウィンドウが3Dで整列される。マウスホイールの回転に合わせてウィンドウが切り替わるので、選択したいウィンドウをクリックする


3Dでウィンドウの切り替えが表示される


Windows Aeroの使用でパソコンが遅くなる?
Windows Aeroを使用するには画面処理用に64MB以上のビデオメモリが必要になるため、CPUにも大きな負担をかけて処理のスピードが遅くなるとイメージを持っている人も多いと思う。しかし実はその反対で、マイクロソフトの調査によれば、Windows AeroがオフのWindows VistaやWindows XPに比べて、同機能がオンのWindows Vistaの方が約2倍CPU負荷が軽くなるという。これはWindows Aeroを使用の際は画面処理の作業をCPUではなく3Dグラフィックチップ側が行い、その分だけCPUの負担が軽くなるからだ。
Windows Aeroに対応したパソコンなら機能をオンにして、Windows Vistaの性能を十分に引き出そう。


■スタートメニュー

アプリケーションの起動や、Windows Vistaの終了・再起動など、基本構成はこれまでのものと変わらないが、下部に「クイック検索」が搭載された。基本は今までの検索機能だが、その操作性や利便性が大幅に向上している。検索のキーワードにはファイル名だけでなく、拡張子や含まれる単語、日付などいろいろな要素で検索できる。また、メールの本文も検索できるので、大いに活用したい機能だ。


[検索の開始]にキーワードを入力すると、瞬時に該当するファイルが検索できる


■エクスプローラ

ファイル操作の基本ツールである「エクスプローラ」の機能もWindows Vistaでは向上している。エクスプローラの起動方法はいろいろとあるが、[Windows]キーを押しながら[E]キーを押すと起動するのはWindows XPと同じだ。

アドレスバー:アドレスバーの機能はかなり改良された。ナビゲーションパスに対応したドロップダウンメニューがあり、それを展開することによって簡単にフォルダ階層の間を移動できる。


コマンドバー:Windows Vistaではツールバーがなくなり、代わりにコマンドバーが採用された。コマンドバーの機能はWindows XPの「タスク欄」に替わるものだが、選択したファイルの種類に応じてさらに表示項目が最適化されるようになり、操作性が向上している。


クイック検索:[検索]ボックスへ1文字入力するごとに結果が表示される「インクリメンタル検索」が採用され、処理速度も大幅に向上している。また[高度な検索]をクリックすることで、さらに[検索対象][日付][保存場所]などの条件を設定した検索も行える。


メニューバー:メニューバーは標準設定では表示されないが、[Alt]キーを押すことで表示される。常に表示させたい場合は、コマンドバーにある[整理]→[レイアウト]→[メニューバー]を選択する。



新しくなったエクスプローラの画面


(掲載:2007年11月)

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