ビジネスお役立ち情報 > パソコンHowTo

パソコンHowToパソコンHowTo CADを利用して設計を行う際に必要なノウハウを紹介。

パソコンHowTo のトップへ

PowerPointプレゼンテーション作成講座
第三回「効果的なプレゼンテーション」

企画書やプレゼンテーション資料の作成などで定番アプリケーションとなっているPowerPoint。シリーズ最終回である今回は効果的なプレゼンテーションを行うために有効な、いくつかの方法を解説する。アイデア次第で印象を変えるプレゼンテーション術を考えてみよう。

アニメーション効果による演出で
テキストや写真や図を活かす

プレゼンテーションでPowerPointのスライドショーを行う際に、基本的な手法であり、効果的な手法でもあるアニメーションの設定をまずは習得しよう。スライドの切り替え時にエフェクトを付けることから、文字や図形などを思い通りのタイミングで表示したり、動かしたり、隠したりとさまざまな動作を付けられる。アニメーションの効果をコントロールできれば、聞き手の注目を集めつつ、自分のペースでプレゼンテーションを進めることができる。

ここでは、テキストに動きを付ける方法を例に解説しよう。方法は難しくない。まず、アニメーションを追加したいテキストを指定したら[アニメーション]タブの[アニメーションの設定]を選択、アニメーション設定作業ウインドウが開くので[効果の追加]ボタンから各種アニメーション効果を設定すれば終了だ。

アニメーション効果を追加


アニメーションの種類は大きく分けて「開始」「強調」「終了」「軌跡」があり、それぞれに多くの効果が用意されている。また、複数の効果を組み合わせることも可能だ。例えば、スライドインで登場してから拡大で強調させたり、上下に移動しながらフェードアウトさせたりなどできる。詳細な設定は、[アニメーションの設定]ウインドウに並ぶ各項目を右クリックなどしてメニューを開き、決めていこう。もちろん、こうした効果の設定はテキストだけではなく、クリップアートや写真などのオブジェクトにも適用できる。

アニメーション効果を追加

文字単位の演出でテキストを効果的に見せる


タイトルやキャッチコピーなどを演出する際、テキスト全体ではなく、1文字ずつアニメーションさせる方法がある。テキストに任意のアニメーションを設定し、項目の[▼]プルダウンボタンから[効果のオプション]を選択、ダイアログボックスにある[効果]タブの[テキストの動作]で[文字単位で表示]を指定すればよい。これで、テキストの効果が1文字ずつ適用される。

1文字ずつアニメーションさせる
テキストを1文字ずつフェードインする例


スライドショーやアニメーションに効果音
視覚と聴覚でプレゼンテーション

PowerPointではテキストや映像を見せるだけではなく、スライドやアニメーションの動作に効果音を付けたり、ナレーションを入れることも可能だ。視覚だけではなく聴覚にも訴求することができ、より効果的なプレゼンテーションが組み立てられるだろう。

オブジェクトのアニメーションに音声を追加するには、任意のアニメーションを設定した後に詳細ダイアログを表示させ、[効果]タブの[サウンド]プルダウンから効果音を指定する。オリジナルのサウンドをカスタムで追加する場合には、プルダウンリストの最後にある[その他のサウンド...]を選択してから、読み込みたいサウンドファイルを指定しよう。

アニメーションに効果音を付ける


アニメーションではなく、スライドショーの表示自体に音声を追加するには、メニューの[挿入]>[メディア クリップ]>[サウンド]から[クリップ オーガナイザーからサウンド...]を選択する。サウンドファイルのライブラリが表示されるので、再生したいファイルを選択し、表示されるダイアログで自動再生にするかどうかを決定する。もちろん、オリジナルのサウンドファイル読み込み、CD音源の利用、マイクからの録音なども可能だ。

スライドショーに効果音を付ける


なお、1つ注意すべき点として、音を出す場合にはスライドを投影するプロジェクター、もしくはスピーカなどの音響装置へパソコンから音声出力用にケーブルを別途つなげなくてはならない。プレゼンテーションを行う前に、会場で音を出すことができる機材があるかどうかを確認しておきたい。

印刷する配布資料にも一工夫
一覧性を高めたりメモ欄を追加する

プレゼンテーションを行う場合には、説明に用いるスライドを印刷した資料を配布するのが一般的だろう。見やすさのため、1スライドを用紙1枚の全面に大きく印刷することも多いが、その他にもちょっと便利な印刷方法がある。

まずは、知っている方も多いだろうが、用紙1枚に複数スライドを割り付けて印刷する方法だ。印刷ダイアログで[印刷対象]>[配布資料]を選択、1ページあたりのスライド数を指定すればいい。シンプルなスライドで大きさが必要なければ、一覧性が高く、用紙も節約できる。

もう1つが、メモ欄を追加してスライドを印刷する方法だ。資料の余白ではなく、きちんとメモ欄を設けることで書き込みやすくなり、プレゼンテーションを聞いていただいた方々が後から利用しやすいものになる。設定は複数スライドの割り付け印刷と同じく、印刷ダイアログで[印刷対象]>[配布資料]を選択して、スライド数を「3ページ」に指定する。

複数割り付けやメモ欄追加の印刷方法


全三回でお送りしたPowerPoint講座シリーズも今回で最終回。バージョンアップを重ねて多機能になるアプリケーションだからこそ、便利だが今まで使ったことがなかった機能などあるかもしれない。一度、いろいろな機能を試してみてはどうだろうか。

(掲載:2008年9月)

関連リンク

企業のITセキュリティ講座