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Windows標準の日本語入力システム「MS-IME」を使いこなして
正確な文章の作成力とスピードを手に入れる

Windowsの日本語入力システム「MS-IME」は、標準搭載ということもあり、すっかり定番のツールになっている。しかし初期設定のまま利用している人が多い。少しセッティングを変えるだけで便利さは大きく変わる。具体的に紹介しよう。

MS-IMEの基本ツール「言語バー」を理解して
自分に最適な日本語入力環境を整えよう

日本語入力システムであるMS-IMEは、すべてのWindowsに標準で搭載されているものだ。さらにMicrosoft Officeをインストールしていれば、それぞれのOfficeバージョンのIMEも搭載される。ここではOffice 2003に付属している「IMEスタンダード2003」をベースにして解説していこう。なお、ここで紹介する方法は、その他のIMEバージョンでも適用・応用できるのでいろいろと試して欲しい。

まず、MS-IMEの入力モードの切り替えや、さまざまな設定を行うときに活用するのが「言語バー」になる。通常はデスクトップの右下に表示されるが、他の場所に移動させたり、タスクバーに格納することもできる。また、横方向だけではなく、縦方向でも表示させることが可能だ。使いやすく設置しておこう。

言語バーにはいくつものボタンが表示されているので、これらの役割や使い方を覚えておこう。言語バーの設置場所と同様に、これらのボタンも表示/非表示を設定できる。よく使うボタンだけ表示させて、使いやすさをアップさせよう。

言語バーのボタンとその機能

ちょっとしたMS-IMEの小技3つで
文章作成のスピードをアップする

このMS-IMEを使って日本語を入力する際、変換・確定の作業をスピードアップできる3つの技を紹介しよう。これを習得すれば文書の作成がスムーズになり、思い付いたアイデアを逃さず書き留められるようになるかもしれない。

■変換時の不要な候補を減らす

文章をひらがなで入力して変換を行うと、変換メニューには複数の候補が表示される。しかし場合によって、ほとんど使わない変換候補も一緒に表示されてしまい、煩わしく感じるときもある。MS-IMEにはこうした変換候補を非表示にする機能があるので、これを設定しておけば必要な候補を探しやすくなる。

  1. 変換メニューで候補を表示させ、[↑][↓][Space]キーを使って非表示にしたい候補を選択状態にする。
  2. [Ctrl]キーと[Delete]キーを同時に押す。
  3. 確認のメッセージが表示されるので、[はい]を選択する。

これで、次回の変換から不要な候補は表示されなくなる。なお、元に戻すときは、言語バーの[ツール]→[辞書ツール]を開き、[抑制文字]を選択して[削除]を選択すればよい。

不要な変換候補を非表示にする

■よく使う語句や文章を辞書に登録する

携帯電話で文字を入力する場合、最初の文字を入力しただけで次々とよく使われる語句の候補が表示される(一部の機種を除く)。予測変換と呼ばれる機能だが、これに似たようなことを、手動での設定になるが、MS-IMEでも行わせることができる。

  1. 言語バーの[ツール]→[単語/用例の登録]を開く。
  2. [読み]と[語句]の欄に入力文字と変換させたい語句を入力し、[登録]を選択する。

このサンプルのように、「い」と入力・変換すると「いつもお世話になっております。」と変換候補を表示させる。つまり、あらかじめMS-IMEによく使う語句や文章の登録をしておき、特定のキーワードで呼び出すショートカットを作成するのだ。少し手間がかかる方法だが、いったん登録してしまえば、その後の文章作成スピードが飛躍的に向上する。語句の登録はいろいろと工夫でき、定型の挨拶文やメールアドレスなども登録しておくと便利だ。

よく使う[語句]をショートカット登録する

■郵便番号を住所に変換する

宛名などで長い住所を入力するときには、郵便番号を活用しよう。MS-IMEでは郵便番号を入力すると住所に変換できる便利な機能があるのだが、初期設定ではこの機能がオフになっている。以下の手順で設定を有効にしたら、どんどん活用していこう。

  1. 言語バーの[ツール]→[プロパティ]を開く。
  2. [辞書/学習]タブのシステム辞書一覧から「郵便番号辞書」をチェックして、[OK]を選択する。

「郵便番号辞書」を有効にする

間違えて入力・変換した語句は正しく再変換
辞書もカスタマイズして正確な日本語を

入力・変換の設定を変えて文章作成スピードを上げるのもよいが、なんといっても文章には正確さが大切だ。より正確に日本語の変換、確定ができる方法を解説しよう。

■間違えた読みの入力や変換を正しく行い直す

変換の決定をした後から、タイプミスなどによって確定した語句が間違っていたことに気づく場合がある。こうしたときは、初めから入力をし直さずに再変換することが可能だ。

  1. 間違えて入力した文字列を選択して[変換]キーを押すと、変換が確定する前の状態に戻る。変換ミスの場合はここで修正できる。
  2. さらに[Esc]キーを2回押すと、入力した文字列の状態にまで戻る。タイプミスの場合は[←][→]キーで間違えて入力した文字の後ろへカーソルを移動させ、[Backspace]キーで文字を削除、正しい読みを再入力して再変換すればよい。

確定した語句を再度変換・入力する

■カスタマイズされたユーザ辞書を使う

MS-IMEの標準辞書に登録されている語句は一般的なものなので、専門用語や難解・特殊な用語などは正しく変換されることが少ない。インターネット上では、さまざまなジャンルの専門用語や著名人の名前、四字熟語など、多種多様な辞書が公開されている。検索サイトで「IME 辞書」または「IME 辞書 <ジャンル名>」などと探してみたり、またはマイクロソフトのOffice Onlineからもダウンロードが可能だ。手に入れたユーザ辞書のインストールは次のとおりに行う。

  1. 言語バーの[ツール]→[プロパティ]を開く。
  2. [辞書/学習]タブのシステム辞書一覧で[追加]を選択する。
  3. ダウンロードした辞書を選択して[開く]をクリックする。

(掲載:2008年11月)

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