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Windows Vistaにはもう慣れた?
さらに自分のスタイルにカスタマイズして快適に

パソコンを毎日使っているが、OSのWindowsを初期設定のままにしている人は多いと思う。自分のスタイルに合わせた設定にすれば効率的に操作することができ、業務の生産性をより高めることが可能だ。今回は、普及の進んだWindows Vistaでの最適化を解説しよう。

Windowsの起動をすばやくしたいなら
常駐ソフトを最小限に整理

Windows Vistaは、これまでのWindows XPに比べて起動時間が短くなったとされているが、それでも機能が増えているためそれなりの時間はかかる。Windows XPを稼働させていた旧パソコンをWindows Vistaで引き継いだり、性能よりも可搬性を優先させたノートパソコンを使用していると、起動のたびにじれったい思いをしている人は多いに違いない。

このWindows Vistaの起動が遅くなってしまう大きな要因が「スタートアップ」に登録された常駐ソフトだ。この常駐ソフトはパソコン使用時に常にサービスを提供するため、Windowsの起動と同時に登録された全部のソフトも展開する。つまり、ここに多くの常駐ソフトがあると起動に時間がかかってしまう。

常駐ソフトは自分で登録するものもあるが、Windowsのインストール時にもいろいろなものが自動的に登録される。ユーザの利便性を考えてのものだが、人によっては使わないものもある。それならば「スタートアップ」から不要なソフトを削除して、Windowsの起動を速くしよう。

■「スタートアップ」に登録されたソフトの削除方法

  1. [スタート]メニューから[すべてのプログラム]→[スタートアップ]を開く
  2. [スタートアップ]フォルダの内容が表示されるので、削除したいソフトを選んで右クリックのメニューから[削除]を実行する

[スタートアップ]の項目を右クリックで削除

定型の業務を速く処理するなら
視覚効果よりもパフォーマンスを優先

Windows Vistaでは操作が直感的に行えるよう、Windows XP以上にスライドやアニメーションなどの視覚効果が数多く用意されている。これらは操作ガイドの役割も果たすため使い易さも向上するが、パソコンの画面処理能力も求められるので、動作が遅くなる一因にもなっている。

ビジネスでパソコンを使うときは定型業務の処理が多くなるため、視覚効果での操作感向上よりも、この効果をオフにしてパソコンのパフォーマンスを重視したいところだろう。特に、操作が決められた業務なら、視覚効果がない方が作業もスムーズになる。

■視覚効果をオフにする方法

  1. [スタート]メニューを開き、[コンピュータ]を右クリックして[プロパティ]を選択する
  2. システムの情報が表示されるので、左のタスクにある[システムの詳細設定]を選択する
  3. システムのプロパティ画面が表示されるので、[詳細設定]タブにある[パフォーマンス]の[設定]を選択する
  4. パフォーマンスオプションの画面が表示されるので、[視覚効果]タブにある[パフォーマンスを優先する]にチェックを入れる
    または、[カスタム]にチェックを入れて、さまざまな視覚効果のオン・オフを細かく設定する

視覚効果のオン・オフでパフォーマンスを制御

注意する点が1つ。[カスタム]設定の場合は、視覚効果の一覧で[ウィンドウとボタンに視覚スタイルを使用する]と[デスクトップコンポジションを有効にする]の両方にチェックを入れておかないとWindows Aeroが無効になってしまう。Windows Vistaで新しく搭載されたWindows Aeroは、立体感と透明感のあるデスクトップ画面を描き出すだけではなく、デスクトップ操作の高速化も図られている。

ただし、十分なCPUとグラフィックの性能がないパソコンではこの機能が発揮できず、むしろ動作が遅くなることもある。パソコンの性能とインストールされているアプリケーションなどの関係で状況は変わるため、一度、Windows Aeroがオンの場合とオフの場合で、どちらが高速に動作するか確認してみるのもいいだろう。

■Windows Aeroのオン・オフを設定する方法

  1. [スタート]メニューから[コントロールパネル]>[デスクトップのカスタマイズ]>[色のカスタマイズ]を選択する
  2. 画面一番下の[詳細な色のオプションを設定するにはクラシックスタイルの[デザイン]プロパティを開きます]を選択する
  3. 表示される画面の[配色]で、[Windows Aero]を選べばオン、[Windows Vista ベーシック]を選べばオフになる

Windows Aeroのオン・オフを選ぶ

旧型やノートのパソコンも使いこなすなら
USBメモリでスペックを強化

パソコンに搭載されるハードディスクとメモリは、それぞれ収納の多さと作業机の広さに例えられることが多い。ハードディスクの容量が大きければ、それだけ多くのファイル、大きなデータが格納できる。とはいえ、ビジネスで取り扱うデータは文書ファイルが多く、それほど大容量を必要と感じる場面はないだろう。外付けタイプやサーバに保存する代替手段もあり、あまり困ることはないはずだ。

これに対して、メモリは簡単に付け外しができない。旧型のパソコンでは最新のOSを動かすのに十分なメモリを搭載していない場合もあるし、ノートパソコンではサイズや価格の都合でメモリを多く搭載することが難しい。

メモリが少ないということは、作業する机の面積が小さい、別の表現をするならモニタ画面が狭いようなものだ。小さな画面でウィンドウを何度も切り替えながら作業する面倒は、誰しも経験したことがあるだろう。メモリが少なければ、OSがそうした面倒に巻き込まれて処理速度が低下することがある。

Windows Vistaでは、これまで難しかったメモリの増設をUSBメモリで簡単に行う「Windows ReadyBoost」という仕組みが加わった。パソコンにUSBメモリをつなぐだけで、その記憶領域の一部をOSが利用して作業の高速化が実現できる。例えば、ノートパソコンで大量のファイルを処理しなければいけない場面で、一時的にUBSメモリをつないで作業時間の短縮を図る、といった利用が考えられるだろう。

■「Windows ReadyBoost」でパソコンのメモリを強化する方法

  1. パソコンにUSBメモリを接続すると[自動再生]ダイアログが表示されるので、[システムの高速化]を選択する
  2. [リムーバブル ディスクのプロパティ]が開くので、[このデバイスを使用する]にチェックを入れる
  3. スライダを調節して、USBメモリからどれだけWindows ReadyBoostに割り当てるかを設定して[OK]を実行する

USBメモリで臨機応変にスペックアップ


こうしたカスタマイズへの対応は、Windows Vistaの全エディションで設定できる。例えば文房具や机・椅子の良し悪しで作業効率が変わるように、パソコンの設定でも少しこだわりを持ってみよう。

(掲載:2008年12月)

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