ビジネスお役立ち情報 > パソコンHowTo

パソコンHowToパソコンHowTo CADを利用して設計を行う際に必要なノウハウを紹介。

パソコンHowTo のトップへ

簡単動画を使った
効果的なプレゼンテーション

デジタルカメラの動画撮影機能とPowerPointを使って、見栄えの良いプレゼンテーションを作成する方法を紹介する。

デジタルカメラでの
動画撮影方法

最近はデジタルカメラで簡単に動画が撮影できるようになった。しかし、静止画と同じ感覚で動画を撮影すると、思いもかけない失敗を招くことになる。ここではパソコンに取り込むことを前提とした、動画撮影のポイントを紹介しよう。

■撮影前のポイント

  1. なるべく高品質モードで撮影する
    最新の高級デジタル一眼レフカメラは動画機能を売り文句にしているものが多いが、コンパクトサイズのデジタルカメラは静止画が重要視され、動画の機能はそれほど充実していない。動画の画質もデジタルビデオカメラに比べればかなり劣る。プレゼンテーションでは大きなスクリーンに映写することを考えて、最も高品質なモードで撮影したい。映像サイズも最大に設定しよう。
  2. スタンダード(SD)モードに設定する
    低価格なデジタルカメラでも、ハイビジョン(HD)で動画が撮影できる製品が増えてきている。しかし、ハイビジョンで撮影した映像を編集するには、専門の動画編集ソフトが必要になる。スタンダード(SD)モードであれば、Windows XPやWindows Vistaに搭載されている「Windowsムービーメーカー」で編集が可能だ。
  3. 動画のフォーマットを指定する
    Windowsムービーメーカーで編集できる動画は、拡張子が「avi」「mpg」「wmv」などWindowsで扱える形式に限られる。最近のデジタルカメラには「QuickTime(拡張子mov)」で動画を保存するものも多いが、保存方法を選べる機種では上記のようなWindowsムービーメーカーで扱えるフォーマットで撮影しておこう。
  4. 大容量のメモリカードを用意する
    動画は静止画と違ってかなり大きなサイズのデータとして記録される。デジタルカメラの機種によって設定方法は異なるが、640×480ピクセルのサイズ(30フレーム/秒)の動画であれば、4分の撮影で500Mバイト以上のファイルサイズになる。動画を長時間撮影したいときは、メモリカードも大容量のものを選ぶか、複数枚用意しておく必要がある。

■撮影時のポイント

  1. 三脚を使って手ぶれを防止する
    動画の場合、静止画以上に手ぶれには注意したい。画面が揺れているような映像だと、見ているほうも不快になる。なるべく三脚を使って撮影するようにしたいが、三脚がないときはカメラをしっかりと固定して撮影できるようにしておこう。
  2. パンやチルト、ズームはゆっくりと
    カメラを横に動かしたり(パン)、上下に動かす(チルト)のは、なるべくゆっくりと行いたい。ゆっくりすぎると思うくらいが、あとから見るとちょうどよい映像になる。特に動画撮影の初心者はカメラを速く振り回しがちなので、このポイントだけはしっかりと守っておこう。また、ズーム機能を使った撮影はプロでもなかなかうまくいかないこともあるので、初心者はなるべく避けたいが、どうしても必要なときはこちらもゆっくりと行うようにしよう。
  3. 明るさに注意
    デジタルカメラの場合、室内などの暗い場所では内蔵のフラッシュを使用すればよいが、動画ではそうはいかない。なるべく明るいところで撮影するようにしたいが、室内で撮るような場合は、手元にあるデスクスタンドの明かりを被写体に向けるだけでも、仕上がりに大きな違いが出てくる。
  4. マイクをふさがない
    デジタルカメラの動画撮影では、音声も同時に記録される。そのためカメラにはマイクも搭載されているが、かなり小さいのでどこにあるか分からないことが多い。撮影時にはマイクの場所を確認しておき、指などでふさがないように注意しよう。
  5. シャッターボタン以外は触れない
    デジタルカメラはマイクが本体に埋め込まれている。このため、ほかのボタンを操作するわずかな音もしっかりと拾ってしまう。シャッターボタン以外はなるべく触れないようにしよう。

パソコンへの取り込みと
編集・変換方法

デジタルカメラで撮影した動画ファイルをパソコンに取り込むには、以下の2つの方法がある。

  1. USBケーブルでカメラ本体とパソコンを接続する
  2. カードリーダーでデジタルカメラのメモリカードを読み込む

1の方法を利用するには、デジタルカメラに付属しているパソコン取り込み用のソフトをインストールすればよい。なお、デジタルカメラによってはWindowsのプラグ&プレイに対応しているものあるので、専用ソフトをインストールしなくてもUSBケーブルをつなぐだけでファイルを取り込むことができる。

プラグ&プレイ機能でデジタルカメラを認識させ、ウイザードを使ってパソコンへファイルを取り込む

パソコンに取り込んだ動画ファイルを編集するには、Windows XPやWindows Vistaに搭載されているWindowsムービーメーカーを使用しよう。簡単な操作で動画を編集できるので、わざわざ別に動画編集ソフトを揃える必要がない。

ここではWindowsムービーメーカーの詳しい使用方法の説明は省略するが、ポイントは編集後の映像フォーマットだ。Windowsムービーメーカーでは、動画ファイルを「Windows Media」形式(拡張子はwmv)で保存するが、メールに添付するような小さいものから高画質のビデオまで、ファイルサイズをいろいろと変えることができる。ファイルの大きさは、圧縮の比率に応じているので、ファイルサイズが大きなものほど高画質ということになる。

Windowsムービーメーカーに取り込んだ動画ファイル

なるべく高品質のWindows Mediaファイルで保存したいので、ここでは「高品質ビデオ(NTSC)」を選択する。

保存するときは「高品質ビデオ(NTSC)」を選択

PowerPointへの
組み込み方法

動画のファイルをPowerPointへ取り込むのはとても簡単だ。以下の手順で行えばよい。

  1. メニューの[挿入]から[ビデオとサウンド][ファイルからビデオ]を選択
    [挿入]>[ビデオとサウンド]>[ファイルからビデオ]
  2. 上記で保存しておいた映像ファイルを選択
  3. 自動再生の設定画面。スライドの再生と同時に動画を再生したいときは[自動]を、クリック時に再生したいときは[クリック時]を選択
    自動再生の設定画面
  4. 動画がスライドに挿入される
    動画の挿入
  5. 挿入した動画を再生して確認するには、メニューの[スライドショー]から[実行]を選択
    動画再生

(掲載:2010年1月)

関連リンク

企業のITセキュリティ講座