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ビジネス文書を効率的に管理するWindows 10検索術

ビジネスを効率的に進めるためには、必要なときに必要な情報やファイルをサッと取り出せることが重要だ。Windows 10では検索機能がより使いやすくなり、必要な情報をより素早く表示できるようになった。そこで今回は、Windows 10の検索機能について詳しく解説していこう。

Windows 10の検索ボックスを使いこなす

Windows 8からWindows 10にアップグレードして、真っ先に気づくことといえばスタートボタンが復活したことだろう。そしてそのスタートボタンの隣に、「WebとWindowsを検索」という検索ボックスが新たに追加されたのも目立つ部分だ。

Windows 10の「WebとWindowsを検索」ボックスを示した画像

Windows 10ではスタートボタンの隣に「WebとWindowsを検索」ボックスが追加された。

この検索ボックスでは、自分のパソコン内にあるファイル、もしくはインターネットから、入力した文字列の検索を行える。実際に検索を行うときは、まず検索ボックスに調べたい言葉を入力する。すると検索メニュー画面が開くので、「自分のコンテンツ」を選択すれば自分のパソコン内のファイル・アプリ・Windowsの設定項目、「ウェブ」を選択すると「Microsoft Edge」が開き、Webページからの検索結果が表示される。

「自分のコンテンツ」内のファイル名に「プレゼン」を含むファイルが表示された画面

「20151001プレゼン資料」に関連するファイルを探したいといったときには、「プレゼン」で「自分のコンテンツ」を検索すれば、ファイル名に「プレゼン」を含むファイルをサッと見つけ出すことができる。

また「WebとWindowsを検索」ボックスに何も入力せずに左クリックすると、詳細なメニューが表示される。ここで家の形をしたアイコン(ホーム)をクリックすると、Web上で現在人気のあるWebページの一覧が表示され、クリックすると開くことができる。

「設定」ボタンをクリックすれば、後述する音声操作機能である「Cortana」のオン・オフの切り替えができる。「オンラインで検索し、Web検索結果を含める」をオフにすると、「WebとWindowsを検索」ボックスが「Windowsを検索」に変わり、インターネットを検索せず、自分のパソコン内だけを検索するように変更できる。

「設定」ボタンをクリックした画面

「設定」ボタンをクリックすると設定メニューが表示され、各機能のオンオフの切り替えなどができる。

Windows 10を音声で操作するCortanaを使いこなす

Windows 10では、新たな検索のための手段として「Cortana」と呼ばれる新機能が追加された。Cortanaはマイクロソフトが「パーソナルアシスタント」と呼ぶもので、音声を使って検索を行ったり、カレンダーの管理をしたりすることができる機能だ。

マイクを使って、「明日の天気は?」「最近の地震を教えて」「今週末の予定を教えてください」などとしゃべると、パソコンが答えてくれるのだ。iPhoneにも「Siri」と呼ばれるパーソナルアシスタントが搭載されているが、同様のものだと考えればいいだろう。

なおCortanaは、日本語版Windows 10の登場当初は機能が有効になっていなかった。検索ボックスの設定を見ても「選択した地域と言語では、Cortanaはサポートされていません。」と表示されて、利用することができなかった。

しかし2015年11月のアップデートで、日本語版のCortanaが有効になった。「うちのWindows 10ではCortanaが使えない!」という人は、Windows 10のスタートメニューの「設定」の中にある「更新とセキュリティ」で「Windows Update」を選択して、Windows 10を最新のバージョン(ビルド10586以降)に更新すれば利用できるようになるはずだ。

「Windows Update」の画面

Windows 10を最新バージョンに手動でアップデートするには、スタートメニューの「設定」で「更新とセキュリティ」を選択して「Windows Update」を選択。「Windows 10 Pro、バージョン1511、10586にアップグレード。」(1511、10586の部分はそのときどきの最新バージョン番号が入る)という項目があるのを確認して「今すぐインストール」ボタンをクリックすればいい。

Cortanaを有効にするには、「WebとWindowsを検索」をクリックして「設定」ボタンをクリックし、「Cortanaは、おすすめの最新情報の表示、リマインダーや通知を設定、その他さまざまなことができます。」の項目を「オン」に切り替えればいい。なおCortanaを利用するには、Windowsアカウントにログインする必要がある。

Cortanaを有効にすると「WebとWindowsを検索」のボックスが「何でも聞いてください」に変わる。ここでマイク形のアイコンをクリックして、パソコンに接続したマイクに話しかけると検索が行える。

「Windows Update」の画面

Cortanaを有効にし、「WebとWindowsを検索」が「何でも聞いてください」に変わった画面。マイク形のアイコンはボックス右端に表示される。

「聞き取り中...」が表示された画面

マイク形のアイコンをクリックすると「聞き取り中...」と表示されるので、パソコンに接続したマイクに話しかければ、検索などの操作が行える。

またCortanaを有効にした状態で「ノートブックアイコン」(上から3個目)をクリックして「設定」を選択し、「コルタナさん」を「オン」にすると、マイク形のアイコンをクリックしなくても、マイクに「コルタナさん」と呼び掛けるだけで音声検索機能が使えるようになる。

「ノートブック」アイコンをクリックし、「設定」を選択した画面

「何でも聞いてください」をクリックし、上から3番目の「ノートブック」アイコンをクリック。「設定」を選択すると、Cortanaに関する設定が行える。

Cortanaの設定画面

設定画面で「コルタナさん」をオンにすると、マイクボタンをクリックしなくても、パソコンのマイクに「コルタナさん」といえばCortanaの機能が使えるようになる。マウス操作をせず、音声だけで操作できるので用途によっては便利だろう。

Webブラウザーの検索機能を利用する

Windows 10ではWebブラウザーとして、新たに「Microsoft Edge」が導入された。Microsoft Edgeでは、URLの表示されているアドレスバーで検索を行うことができる。アドレスバーのURLをDeleteキーで消去すると「検索またはWebアドレスを入力」という文字が表示されるので、ここに検索したい文字列を入力すればWeb検索が行える。

「Microsoft Edge」のアドレスバーに「Cortana」と入力した画面

「Microsoft Edge」のアドレスバーに「Cortana」と入力したところ。検索したい文字列を入力すればWeb検索が行える。

「Microsoft Edge」の検索結果画面

Web検索を行うとBingでの検索結果が画面に表示される。

Web検索は標準状態だと、マイクロソフトが提供する検索エンジンの「Bing」を使って行うが、検索エンジンは切り替えることが可能だ。例えばGoogleを使って検索を行いたい場合下記の手順で変更できる。

「Microsoft Edge」の検索結果画面

まずMicrosoft Edgeで一度Googleにアクセスし、「…」(詳細)ボタンをクリックして「設定」を選択する。

設定メニュー画面

「設定」メニューが開いたら「詳細設定を表示」をクリックする。

詳細設定画面

「アドレスバーでの検索時に使う検索プロバイダー」の欄で「変更」をクリックする

「Google検索(自動検出)」が表示されている画面

メニューに「Google検索(自動検出)」が表示されるのでこれをクリックして選択肢、「既定に設定」する。

ここまで紹介してきたとおり、Windows 10ではパソコン内やインターネットでの検索が今までよりやりやすくなっている。これらの検索機能を生かせば、より効率的に作業が行えるはずだ。

テキスト/芝田隆広

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