お客様各位
たよれーる デバイスマネジメントサービスをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
10月5日(火)にリリースされましたWindows 11に関する制約事項および仕様変更がございますのでご連絡いたします。下記制約に該当する機能をご利用中のお客様はWindows 11へのアップデートを
お控えいただきますようご注意ください。
■制約事項
◆システムセキュリティ
●Windows UpdateおよびWindows Defender関連の設定値の表示不可
・概要
管理サイトの機器 > 詳細 > 情報 > セキュリティ で表示されるパネルにおいて、
Windows Update関連の設定値とWindows Defender関連の設定値を表示できません。
※設定は端末へ適用されていますが、管理サイト側から現在端末に適用されている設定値の確認ができません。
・回避/代替方法
機器レポートではWindows 11であってもWindows Update関連の設定値とWindows Defender関連の
設定値を正常に表示できるため、機器レポートから設定値の確認を行ってください。
・対応方針
対応時期が決まり次第、ご連絡いたします。
●Windows Update アクティブ時間設定の利用不可
・概要
Windows 11新規インストール環境において、システムセキュリティの
Windows Updateのアクティブ時間の設定に失敗します。
また、失敗時は2分ごとに再設定が行われる仕様のため、2分ごとに以下の機器ログが出続けてしまいます。
― 機器「XXXXX」のエージェントがシステムセキュリティの項目「アクティブ時間」の設定に失敗しました。
Windows 10からWindows 11へアップデートした環境では現象は発生せず、正常に設定が行われます。
・回避/代替方法
1. Windows 11の端末には、アクティブ時間の設定を行わないシステムセキュリティ設定セットを割り当ててください。これにより、アクティブ時間の設定は行われなくなりますが、ログが2分ごとに出る現象は起こらなくなります。
2. 現象の発生しているWindows 11端末上にて、一度手動で適当にアクティブ時間の設定変更を行った後、再度同期を行ってください。これにより、アクティブ時間の設定が正常に行われるようになります。
・対応方針
対応時期が決まり次第、ご連絡いたします。
◆リモートワイプ
●「PC初期化」のリモートワイプの実行不可
・制約事項概要
機器 > 詳細 > 操作 > リモートワイプ において「非対応のOSです。」と表示されてしまい、
「PC初期化」のリモートワイプを実行できません。
・回避・代替方法
「PC初期化」のリモートワイプは使用せず、「BitLocker」や「データ削除」のリモートワイプを使用してください。
※「PC初期化」を実行したい場合の回避・代替方法は見つかっておりません。
・対応方針
対応時期が決まり次第、ご連絡いたします。
■仕様変更内容
◆ブラウザ・インターネットオプション
Windows 11以降、以下の設定項目はWindowsの[インターネットオプション]の設定から削除されたため、
非対応となります。
※以下の設定をWindows 11の端末へ割り当てると、設定が成功した旨の機器ログが出力されますが、
それにより端末の挙動が変化することはありません。
1.Windows設定 > セキュリティ > システムセキュリティ > ブラウザー 設定の下記項目
・「拡張保護モードを有効にする」
・「拡張保護モードで64ビットプロセッサを有効にする」
2.Windows設定 > インターネット >「お気に入り」設定
◆Windows情報保護関連機能
Windows 11以降、Windowsの仕様変更に伴い、以下の機能が使用できなくなります。
Windows情報保護機能において、[名前を付けて保存]画面からファイルを企業ファイルへ変換する機能
※ファイル作成後、右クリックメニューからの企業ファイルへの変換は従来どおり行えます。