お客様マイページガイド 2023年8月号 大塚商会

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ニューノーマル時代はあいさつ回りより●●●が効く!?

リモートワークや在宅と出社を組み合わせたハイブリッド勤務など、新たな働き方がすっかり定着しました。時間や移動のロスを減らせたのは、テクノロジーの進化のたまもの。出社しなくても業務は可能であると実証された今後は、あらゆる場面で合理化が進んでいくでしょう。

一方で、「親密な人間関係」を構築する機会は作りにくくなってしまったようです。例えば得意先へのあいさつ回り。かつては折あるごとに担当者のところに顔を出していたビジネスパーソンも多いはず。雑談中心のたわいない交流が、仕事の潤滑油になることは珍しくありませんでした。今では大事な打ち合わせもオンライン中心。「近くに来たのでちょっとごあいさつに……」のような“プレ・コロナ型”交流が廃れていくとすれば、取引に支障はなくても心の距離は広がってしまいそうです。

“プレ・コロナ型”がダメなら、メールを活用するのも一つの手。業務連絡ではなく、あくまで親交が目的です。時候のあいさつに雑談を交え、ご自身の近況などをしたためてみてはいかがでしょう。一人ひとりに宛てて書きつづれは、メールといえど立派な1to1コミュニケーションが成立します。個人宛てのメールは読み飛ばされる可能性が低く、あいさつ訪問より重くなりすぎず、程よく距離感を縮めてくれるのではないでしょうか。

リモートやバーチャルのテクノロジーが進化しても、人間同士の付き合いに変わりはありません。人柄が分かる相手と仕事がしたいと思うのは誰もが同じ。リアル対面しなくても、信頼感や共感を生み出すことはきっとできるはずです。コストもかからず、一人で今すぐ始められる営業術だと思えば、トライして損はないのでは。まずは、心を込めて残暑見舞いメールを出すことから始めてみてはいかがでしょうか。

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