お客様マイページガイド 2025年7月号 大塚商会

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【DXはシステムだけじゃない、“人材アップデート”のススメ】

業務システムをクラウド化し、AIの活用も本格化。「ウチもDXに取り組んでいます」といえる会社が、確実に増えてきました。けれど現場では、“取りあえず最低限の使い方”で止まっていたり、ちょっと複雑になると「情シスに聞いて」になっていたり。せっかくのITツールやデータが、“宝の持ち腐れ”になっている場面も少なくありません。「人のDX」が、まだ追いついていないのかも?

そんな中、政府は【Di-Lite(デジタルリテラシー)】という考え方を掲げています。「全てのビジネスパーソンがデジタルを使う人材になる」ことを目指すもの。その実現に向けて、「DX推進パスポート」取得が推奨されているのをご存じでしょうか。「ITパスポート試験」「DS検定(リテラシーレベル)」「G検定」。この3資格を通じて、ITの基礎知識・AI・データサイエンスの基礎知識を身につけ、「DXを推進するプロフェッショナル人材を増やしていこう」という取り組みです。

こうした資格取得に向けた支援は、賃上げの流れとも自然に組み合わせやすいもの。ニュースでも賃上げについてたびたび報じられていますが、単なるベースアップは企業側にとっても大きな負担。一方で、「資格取得に向けた補助や手当」という形なら、“学びの成果”として社員も納得しやすく、狙いを絞った従業員満足度アップを実現しつつ、企業文化の活性化にもつながりそうです。

社員のスキルが高まり、DXが進み、働き方が変わる。それが人材投資の裏づけになる流れは、経営側にとっても理にかなったアプローチ。“人への投資”を進めるなら、まずは社内で「DX推進パスポート」を話題にしてみるのも一手です。こちらのコラムで「賃上げ」に関する基礎知識を整理していますので、ぜひご参考に。

社会保険労務士コラム「賃上げ」に関する基礎知識

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