お客様マイページガイド 2025年9月号 大塚商会

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【人が変わっても「業務が回る仕組み」を作るには?】

また人事異動の季節が巡ってきました。「ベテランがいなくなる」「誰か補充しないと回らない」そんな声が、今や多くの現場で聞かれます。ですが、その“人材不足”は、本当に「人そのもの」が足りないのでしょうか? もしかすると、即戦力を求めるあまり、人を育てる時間や手間を惜しみすぎていませんか? あるいは、高度化した業務を、うまく引き継げずにいるだけなのかもしれません。

例えば、前任者が工夫を重ね、経験を積み、スピードアップした仕事ぶり。それをそのまま引き継ごうとしても、熟練度の低い後任にとっては「この速度と品質で? すぐにはムリ……」という負担感の純増になりかねません。人のキャパシティーは簡単には増えないため、一部はどうしても失われるのが現実です。

だからこそ経営・管理層に必要な認識は、「退職はもとより、異動においても失うものがある」という覚悟と、業務の中から何を残し、何を削るかの取捨選択。引き継ぎのたびに業務の純度を上げ、少しずつ洗練・ブラッシュアップしていく。このサイクルが回る組織なら、限られた人材でも仕事の質は高めていけるはずです。

もちろん理想は、「丁寧に引き継ぎ、育てていく」こと。ですが現実は、「そんな時間はない」「人がいない」「お金もない」の三重苦。少子高齢化が加速し、企業にとっても厳しい社会情勢が続く以上、これは人ごとではありません。手詰まりなときは、人材育成や採用に使える補助金・助成金制度を利用するのも一つの手。正社員・非正規雇用にかかわらず、多くの企業で利用可能な支援が用意されています。

まずは、制度を知るところから始めてみませんか?

人材採用・育成に役立つ! 使わないともったいない補助金・助成金