お客様マイページガイド 2026年7月号 大塚商会
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【徐々に働き方の価値観をアップデート! 堂々と休む人になろう(理由がなくても)】
「有給ですか。いいねぇ」「どこか行くの?」。職場で誰かが休暇を申請したとき、こんな言葉を発していませんか。ちょっとした軽口のつもりでも、聞かれた側は「もしかして、イヤミ?」「理由を言わなきゃ休めないのか……」とチクチクした圧を感じているかもしれません。
というのも、昭和生まれのビジネスパーソンにはどこかに「有給休暇はよっぽどのことがないと使えないもの」「遠慮しながら取るもの」という先入観が潜んでいて、休暇の残日数が会社への忠誠度のように思えてしまうという習性(?)が。今でも自分が休むとき、「子どもの行事で」「病院で」「どうしても外せない用事があって」と、つい言い訳のように理由を添えてしまう人もいるでしょう。
そもそも有給休暇は本来、労働基準法で認められた正当な権利。理由を伝える必要はなく、好きなときに行使できる権利です。上の世代が「休みは必要最小限、仕事ファースト」な空気を出したところで、若い世代から見れば「ああはなりたくないな」というモヤモヤの原因になるだけです。プライベートの充実や自己実現を大切にする彼らは、休みにくい空気を察すると、静かに会社を去っていく可能性さえあります。
とはいえ、「急に休まれたら業務が回らない」という現場の本音もあるでしょう。だからこそ、休みは思い立ったときではなく、先に予定を入れてしまうくらいがちょうどいいのかもしれません。「この日は休みます」と早めに共有しておけば、周囲もその前提で動けます。疲れてから倒れるように休むのではなく、元気なうちに休む。理由やTo Doは後から決めるか、いっそ何もなくたっていいのです。DXやAIの知識と同じように、働き方の価値観も少しずつアップデートしていきたいものですね。
「休めない職場」を変えるために、会社ができること