選ぶ時も、使う時も安心! パソコン活用ガイド

更新日:2026年11月 2日

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Windows 11を使いこなして毎日の作業をより快適にするための設定や便利な機能、業務効率化につながる活用方法をわかりやすくまとめています。乗り換えを迷っている方へ、移行前に確認しておきたいポイントを紹介し、スムーズな準備と利用をサポートします。

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【今月のパソコンコラム】「うちなんか狙われないよ」が一番危険。サイバー攻撃から会社を守る防衛術

企業を狙うサイバー攻撃が相次いでいます。「大した情報もないし、うちの会社は狙われないだろう」と油断していると、取引先を狙った攻撃の“踏み台”になってしまうかもしれません。この記事では、今すぐ確認したい「社内セキュリティ診断」や注目の新制度などについて解説します。

【チェックリスト】今すぐ確認! 社内セキュリティ診断

近年、サイバー攻撃の手口はますます悪質・巧妙化しており、「大企業ではないから狙われないだろう」という考えが通用しなくなっています。セキュリティ対策の不備を突かれ、取引先への攻撃の踏み台として悪用されるケースもあります。

サイバー攻撃を防ぐ第一歩は、基本的なセキュリティ対策を徹底することです。まずは以下の対策が実施できているかチェックしてみましょう。

1)OSやソフトウェアを最新の状態に保っているか

Windows 11や各種アプリの更新プログラムを適用し、セキュリティ上の脆弱性を放置していないか

2)ウイルス対策ソフトを導入し、正常に動作しているか

ウイルス対策ソフトによって定義ファイルが常に最新化され、リアルタイムスキャンが有効になっているか

3)推測されにくいパスワードを設定し、使い回しをしていないか

パスワードは名前や誕生日などの推測されやすい文字列を避け、使い回しをしていないか

4)共有範囲やアクセス権限を適切に設定しているか

クラウドストレージや社内フォルダのアクセス権を必要最低限に絞っているか、退職者などの不要になったアカウントは速やかに無効化・削除するなど、アカウント管理を適切に行っているか

5)重要なデータのバックアップを定期的に取得しているか

ランサムウェア攻撃に備え、ネットワークから切り離した状態のバックアップも定期的に取得しているか

6)社内で脅威や攻撃の手口を共有しているか

怪しいメールの見分け方や最新の詐欺手法について、全社で定期的に情報共有を行っているか

上記を参考に社内の状態を把握し、チェックがつかない項目があれば優先的に改善しましょう。

自社に必要なセキュリティ対策の水準を確認

セキュリティ対策においては、自社基準で対策を講じるだけでなく、取引先から信頼されるような評価を得ることも重要です。その観点で押さえておきたいのが、2027年3月頃より運用が予定されている「セキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)」です。

この制度は、企業が実施しているセキュリティ対策の状況を段階的に評価・可視化するもので、取引先のセキュリティ対策状況を確認する際の共通基準として活用されることが想定されています。

セキュリティ対策を講じる際には、取引先から求められているセキュリティ水準や、自社が取り扱っている情報の重要性・リスクを踏まえたうえで、「★3」と「★4」のどちらを目指すのか、具体的に検討する必要があります。

加えて、評価を受けること自体を目的にせず、評価基準と自社の現状を照らし合わせて「自社に足りていない対策は何か」「どの部分のリスクが高いのか」を理解することも重要です。優先順位をつけた計画的なセキュリティ改善へとつなげていきましょう。

不審なURLをクリックしたり、添付ファイルを開いたりしたら? 初動対応の基本

どれほど予防策を講じていても、従業員が誤って標的型攻撃メールのURLをクリックしたり、悪意ある添付ファイルを開いたりするリスクをゼロにはできません。万が一の事態が発生した際は「初動対応のスピードと正確さ」が重要になります。

まず認識しておきたいのは、状況によって必要な対応が異なるということです。不審なメールを「表示しただけ」では、感染リスクは低いケースが多いです。しかし「URLをクリックした」「偽サイトに情報を入力してしまった」「添付ファイルを実行してしまった」といったような場合は、既にウイルス感染や情報漏洩が発生している可能性が高くなります。

感染が疑われる事態が発生した場合は、慌てずに以下の初動対応を実行してください。

1)PCの操作を直ちに止め、ネットワークから切断する

LANケーブルを抜く、Wi-Fiをオフにするなどして、社内ネットワークを経由した他のPCへの感染拡大を防ぐ

2)証拠を消さない・状況を変化させない

パニックになって、届いたメールやファイルを削除したり、自己判断でPCの電源を切ったりしないこと。調査に必要な情報が失われ、原因究明や被害範囲の特定が難しくなる場合がある

3)速やかに情報システム部門や管理者に報告する

起こった出来事を隠さず、すぐに情報システム部門や上司に報告する

事故発生時に従業員が迷わず行動できるよう、「困ったらどこに連絡するか」「どんな手順で報告するか」をまとめた緊急時のマニュアルを作成し、あらかじめ社内に周知徹底しておきましょう。

まとめ

サイバー攻撃から会社を守るためには、セキュリティに関する基本的な対策や、取引先が求めるセキュリティ水準の把握、万が一の際の初動対応のルール化などが重要です。

「うちの会社は大丈夫」と油断せず、いま一度社内のセキュリティ体制を見直しましょう。

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