お客様各位
どこでもコネクトをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
【Windows 版 BIG-IP Edge Client】で確認された脆弱性対策として、
当初はリモート端末のログイン時に脆弱性対策済アプリケーションへの
自動アップデートを実施できるように準備してまいりました。
しかし、一部のOSで自動アップデート後に不具合が発生することを確認
したため、自動アップデートによる対応は中止させていただきました。
現在のままでご利用いただいた場合に、直ちにセキュリティリスクが発生
することはございませんが、脆弱性対策済のアプリケーションを提供開始
いたしましたので、ご案内させていただきます。
手動アップデートの作業は、利用者の負担になる可能性がございますので、
実施するかどうかにつきましては、管理者にてご判断ください。
※脆弱性対策済の最新バージョンは、[7222.2022.715.1500]になります。
つきましては、下記の内容をご確認くださいますようお願いします。
──────────────記───────────────
■対象サービス
どこでもコネクト リモート プレミア
どこでもコネクト リモート ベーシック
■対象製品
BIG-IP Edge Client (Windows版 VPNアプリケーション)
『7221.2022.412.1126』よりもビルドバージョンが古い製品
※アプリケーション版のみが対象となります。
ブラウザ版は脆弱性の対象ではありませんので、アップデートは
必要ありません。
■対象デバイス
Windows 10
Windows 11
■事前準備
・Edge Clientのメインコンソールを表示して、「接続されました」
と表示されている場合は、「切断」をクリックしてください。
・Edge Clientのメインコンソールの「サーバの変更」をクリック
して、表示された情報を控えておきます。
例1:ddc-xx.tayoreru.com/xxxxx
例2:xxx.ddcr.tayoreru.com/xxxxx
・メニューバーの「F5」アイコンをクリックして、「終了」を
選択してください。
・初回の起動時に、ユーザー名とパスワードの入力が必要に
なりますので、確認してください。
※パスワードを保存する設定を行っていた場合も、再度ユーザー名と
パスワードの入力が必要になります。
ユーザー名とパスワードが不明な場合は、管理者に確認して
おいてください。
■作業時の注意点
・インストールの途中で管理者でのログインを求められる場合は、
ユーザー名とパスワードの入力をお願いします。
■作業手順
(1)当サイトより、WindowsEdgeClient.exe『7222.2022.715.1500』をダウンロード
(2)ダウンロードした WindowsEdgeClient.exe を実行し、画面の指示に
従ってインストールを実施
(3)BIG-IP Edge Clientを起動して、メニューバーの「F5」アイコンを
クリック
「バージョン情報」をクリックして、ビルドバージョンが
『7222.2022.715.1500』と表示されていることを確認
(4)「サーバ名を選択:」でログインURLを入力して、「次へ」をクリック
(5)ユーザー名とパスワードを入力して、「ログオン」をクリック
※正常にログインが完了しましたら、手動アップデートは完了です。
(メニューバーの「F5」アイコンが赤く表示されている状態)