お客様各位
平素は弊社サービスをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
ご利用いただいております「クラウドバックアップサービス」におきまして、下記の通り、メール送信仕様の変更を行います。お客様のネットワーク環境によって「クラウドバックアップサービス」からの通知メールが送信できなくなる可能性がございます。貴社のネットワーク環境をご確認いただき、仕様変更後もメールが送信できることのご確認をお願いいたします。
本仕様変更はメール送信のセキュリティを強化するための対応となります。ご利用のお客様にはご不便をおかけしますが、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。
記
1.仕様変更内容
メール送信方法に「サービス用SMTPサーバ(SSLあり)」が指定されている際のメール送信仕様を、以下の通り変更いたします。
変更前(2025年11月17日まで) ⇒⇒⇒ 変更後(2025年11月18日から)
送信プロトコル SMTPS(SMTP over TLS) ⇒⇒⇒ STARTTLS
暗号化方式 TLS 1.0 ⇒⇒⇒ TLS 1.2
送信サーバー amtp.alpha-prm.jp(変更ありません)
送信ポート番号 465 ⇒⇒⇒ 587
送信元アドレス cloudbackup@wese.jp(変更ありません)
2.変更日時
2025年11月18日 10時00分
3.対象のお客様
「クラウドバックアップサービス」のメール通知機能にて、メール送信方法に「サービス用SMTPサーバ(SSLあり)」が設定されているお客様が対象となります。設定内容の確認方法は4.1.にてご説明いたします。
4.ご確認いただきたい点
4.1.メール送信方法の確認手順
①「クラウドバックアップサービス」もしくは「クラウドバックアップサービスEx」を起動します。(ご利用いただいているバージョンによって名称が異なります。)
②ユーザーID、パスワードを入力して[ログイン]ボタンをクリックします。
③[バックアップ設定]>[メール通知]の画面を開きます。メール通知方法の設定内容をご確認ください。
メール通知方法が「サービス用SMTPサーバ(SSLあり)」に設定されている場合は仕様変更の影響がございます。4.2.の確認をお願いいたします。
それ以外の設定がされているお客様には、仕様変更の影響はありません。
4.2.仕様変更後のポート番号(TCP 587)による疎通確認手順
本仕様変更に伴い、メール送信に使用するポート番号が変更されます。お客様のネットワーク環境によっては、変更後のポート番号(TCP 587)による通信ができない可能性がございます。
「クラウドバックアップサービス」をご利用の機器(PC、サーバー)から変更後のポート番号による通信ができるか否かは、以下の手順でご確認をお願いいたします。
①Windows PowerShellを起動します。スタートボタンを右クリックして[ターミナル]を選択します。
②以下のコマンドを入力して[Enter]キーを押下します。(△は半角スペースを表します。)
Test-NetConnection△smtp.alpha-prm.jp△-Port△587
③通信の確認結果が表示されます。最終行の「TcpTestSucceeded」の値が「True」と表示されれば通信ができる状態ですので、そのままご利用を継続いただいても問題ありません。
上記の③で「TcpTestSucceeded」の値が「False」と表示された場合は、変更後のポート番号による通信ができない状態です。このままですと、バックアップ失敗時などに送信される通知メールが送信できません。貴社情報システム担当者様、保守ベンダー様等にご確認いただき、対象の機器から上記の通信ができるように、ネットワーク環境の設定変更をお願いいたします。
以上