幾何公差の基礎と3D単独図での活用 コース詳細

日数 2.0日
開催時間
コースの目的 何故今幾何公差なのかを理解して頂くことから始めて、基礎的な幾何公差を夫々の特色と測定方法を含めて学んでいただき、図面化できることを目指します。
幾何公差は、現在、多くの企業で取り組まれている3D単独図を推進するためにも必須要件となります。本コースでは、SOLIDWORKSに搭載された3D単独図作成機能「DimXpert」での幾何公差表記や、最新の計測技術についても理解して頂きます。
●到達目標
 ・幾何公差を利用して、設計意図を図面上で正しく指示できる。
 ・幾何公差の意味を理解し、図面から設計意図を正しく読み取ることができる。
 ・幾何公差の意味を理解し、設計や製造、測定など業務で活用できる。
 ・幾何公差の意味を理解し、3D単独図へ適用できる。
対象者・前提条件 ●対象:
 ・設計・開発・生産技術・製造・検査・品質管理部門 など、幾何公差の理解を必要とされる方。
 ・海外企業との図面授受や発注に携わる方。
 ・社内で3D単独図への移行を検討中の方。
 ・社内でデジタルエンジニアリングを推進される方。
 ・公差設計・解析の取組みを検討中、または運用中の企業の方。
 ・「公差設計の理論と活用」コースをご受講された方、またはご受講予定の方。
●前提:幾何公差導入の必要性を感じている方。
学習内容 1. 3D単独図(3DAモデル)のための幾何公差
・3D単独図(3DAモデル)の動向
・3D単独図(3DAモデル)における幾何公差と最新の計測技術
2. 幾何公差適用の目的
・誤った解釈、あいまいさの排除
・経済的効果
・グローバルスタンダード
3. 今までの寸法公差との違い・基本原則
・寸法公差との違い
・用語解説
・幾何公差の基本原則
4. データム
・データムとは
・データムの設定
5. 幾何公差、データムの図示方法
・幾何公差の公差域・図示方法
6. 16種類の幾何公差各特性の説明と測定方法
・6種類有る形状公差
・3種類有る姿勢公差
・5種類有る位置公差
・2種類有る振れ公差
7. DimXpertによる幾何公差表記
・DimXpert活用実習
8. 最大実体公差方式の紹介
・穴と軸のはめあい関係
・最大実体公差方式のメリット、用語
・最大実体公差方式の説明・適用
※都合により内容を変更する場合がありますのでご了承ください。
その他 ※筆記用具をご持参ください。
※企業様単位での開催となります。詳細はお問い合わせください。

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