【Windows 10サポート終了】パソコン乗り換えガイド

更新日:2025年 6月 2日

2025年10月14日にWindows 10のサポートが終了します。社内の業務とセキュリティを守るため、早めの乗り換えを検討ください。

更新情報

今のパソコンはWindows 11へアップデートできる? パソコンのスペックをセルフチェック

2025年10月14日のWindows 10サポート終了後はセキュリティ更新や不具合修正が行われなくなるため、ウイルス感染やサイバー攻撃のリスクが高まります。
今のパソコンがWindows 11にアップデートできるスペックなのか、それとも買い替えが必要なのか、ぜひ乗り換え前にご確認ください。

Windows 11の基本的なシステム要件とは

まずは、現在使用しているパソコンがWindows 11のシステム要件を満たしているか確認しましょう。
次の表は、マイクロソフトが提示している基本的なシステム要件をまとめたものです。これらの要件を満たしている場合は、Windows 11へのアップデートが可能です。

プロセッサ
1GHz以上、2コア以上の64ビット互換プロセッサまたはSoC
メモリ
4GB以上
ストレージ
64GB以上の記憶装置
システムファームウェア
UEFI、セキュアブート対応
TPM
TPM 2.0対応
グラフィックスカード
DirectX 12互換、WDDM 2.0ドライバー
ディスプレイ
9インチ以上、HD解像度(720p)以上
Copilot+PCの最小システム要件
AI機能に対応したNPU搭載モデル
インターネット接続とMicrosoftアカウント
初回セットアップ時および一部機能の利用に必要
  • ※ 詳細はマイクロソフト公式サイトをご確認ください。

Windows 11 の仕様、機能、コンピューターの要件を確認する(MicrosoftのWebサイトが開きます)

一部のスペックの確認方法をご紹介

ここでは、プロセッサ(CPU)やメモリ(RAM)を確認する手順をご紹介します。
パソコンの設定状況により、画面の表示や手順が異なる場合がありますので、お使いのパソコンの画面表示にしたがってご確認ください。

(1)ホーム画面左下の「スタート」をクリック

画面左下のWindowsマークをクリックします。スタートメニューが表示されるので、次のステップに進みましょう。

(2)「設定」→「システム」→詳細情報をクリック

「設定」アイコンを選択し、「システム」の項目をクリックします。

その後、画面をスクロールして「詳細情報」を選択すると、パソコンの仕様やOSのエディションが確認できます。

(3)スペックを確認

ここでパソコンのプロセッサ(CPU)やメモリ(RAM)などを確認することが出来ます。

効率的なスペック確認方法

プロセッサ(CPU)やメモリ(RAM)のほか、「TPM 2.0」と呼ばれるセキュリティチップや、安全な起動をサポートする「セキュアブート」なども確認する必要があります。
これらを一つ一つ確認するのは大変です。そのため、Microsoft社が提供する「PC正常性チェックアプリ」の活用をおすすめします。
このアプリを使うと、パソコンがWindows 11へのアップグレードに対応しているか、あるいは必要なハードウェア条件を満たしているかを簡単に判定できます。

以下の公式ページから「PC正常性チェックアプリ」をダウンロードして確認してください。

Windows 11の互換性を確認(MicrosoftのWebサイトが開きます)

まとめ

パソコンの状態を事前に把握し、必要に応じてアップグレードや買い替えを計画的に進めることが大切です。
Windows 10のサポート終了は2025年10月。
放っておくとセキュリティのリスクが高まる可能性もありますので、今のうちに、安心して使い続けるための準備を始めましょう。

【ご確認ください】Windows 10サポート終了の対策と準備

今までに「パソコン乗り換えガイド」で紹介した対策と準備を全てご覧いただけます。ぜひ、ご確認ください。

【5月アンケート結果】業務で使用するパソコンに求めるのは、セキュリティよりも性能が多いという結果に

お客様マイページトップ(要ログイン)にて、「業務用パソコンに求めるのはセキュリティと性能のどちらですか?」というアンケートを実施しました。

結果は「性能」が56.5%、「セキュリティ」が43.5%となりました。業務用パソコンの選定において「性能」を優先する傾向がやや強いですが、どちらも重要であることが分かります。

パソコンの選定には「性能」と「セキュリティ」のバランスが求められます。最新のパソコンなら、高速なプロセッサや高性能メモリが搭載され、最新のセキュリティ技術も組み込まれていることが多いため、業務を効率的に安全に進めることができます。古いパソコンを使用している場合は、早めの買い換えをおすすめします。

回答数 283(2025年5月実施アンケート)

パソコン選びのお役立ち情報

何を基準に選べばいいの?

パソコンを選ぶ際にチェックすべきポイントを押さえておきましょう。

選び方や必要なスペック、予算は? パソコン買い替えのお悩み解決!

買い替え時期はいつがいいの?

使用年数は目安のひとつ。パソコンの動作状況やスペックを確認しましょう。

パソコンの買い替え時期はいつ? 古いパソコンを使い続けるデメリット

面倒な手続きをしないで買える?

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たのめーるのパソコンがお客様に選ばれる理由

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乗り換えるパソコンの例

Windows 11を搭載した、たのめーるでよく選ばれている持ち運びに便利なパソコンや複数業務を同時に行えるパソコンの一部をご紹介します。乗り換えの際には、価格だけでなくCPUやメモリ、重量、外部端子を確認してお選びください。

営業で外出先の使用が多い方向けにおすすめのパソコンのスペック例

持ち運びをする場合は、本体が軽くバッテリーが長持ちするパソコンがおすすめです。

  • 【CPU】Intel Core i5、Core i7、AMD Ryzen5、Ryzen7
  • 【メモリー】8GB以上
  • 【記憶容量】128GB以上
  • 【重量】1kg程度以下

Microsoft Officeなどを使った事務の方におすすめのパソコンスペック例

業務でパソコンを多く使う場合は、複数のツールを同時に開いても動作が遅くならないパソコンがおすすめです。

  • 【CPU】Intel Celeron、Core i3、Core i5、AMD Ryzen3、Ryzen5
  • 【メモリー】8GB以上
  • 【記憶容量】256GB以上

Adobe製品などを使うクリエイティブな業務の方向けにおすすめのパソコンスペック例

画像や映像処理の業務を行う場合は、CPUはIntel Core i5 / AMD Ryzen5 / Mac M2チップ以上、メモリーは16GB以上のパソコンがおすすめです。

  • 【CPU】Intel Core i5、Core i7、AMD Ryzen5、Ryzen7、Mac M2チップ、M3チップ
  • 【メモリー】16GB以上
  • 【ディスプレイ】Full HD(1920×1080)表示以上

使用用途別におすすめパソコンやソフトをまとめております。以下よりご確認ください。

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