2024年の春闘、33年ぶり過去最高の賃上げに
2024年の春闘では、多くの企業が交渉に応じ、全体の平均で16,469円(5.28%)の賃上げを実施しました。5%以上の賃上げが行われたのは、1991年以来33年ぶりのことです。
中小企業の賃上げ対策は「価格転嫁」「経費削減」「収益力向上」の3柱
中小企業の2024年度の賃上げ率は平均4.42%、金額にして1万1,912円でした。これは大手企業より低いものの、4%を超える高水準です。しかし、資力に限りのある中小企業はどのようにして賃上げの原資を確保しているのでしょうか?