2025年 4月22日公開

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人手不足解消のカギに? データで見る外国人労働者の採用の最新動向と好事例

企画・編集:株式会社アーキテクチャー

2025年、日本人の5人に1人は後期高齢者という「超高齢社会」が現実のものとなっています。生産年齢人口が減っていく中で、企業は労働力を確保していかなければなりません。その解決策の一つに挙げられるのが、外国人労働者の雇用です。今回は外国人労働者の動向や在留資格別の賃金、採用の好事例を紹介します。

生産年齢人口の減少と高齢化。深刻な日本の労働者人口

日本の生産年齢人口は1995年の8,716万人をピークに年々減少傾向にあり、2050年には5,275万人まで減少する見込みだと言われています。

日本の生産年齢人口は、1995年から年々減少傾向にあり、今後ますます減少する見込みとされている。一方で高齢化は上昇傾向にある。人手不足であると実感している中小企業も約60%以上を超えており、今後の事業継続に影響を与える課題となっている。

15年間で4倍に増えた外国人労働者と企業のニーズ

企業の労働人口を確保するための手段の一つとして、外国人労働者の雇用が挙げられます。現在、日本の外国人労働者数は2023年10月末時点で約205万人と過去最大数を記録しています。

日本での生産年齢人口が減少する一方、外国人労働者の推移と企業の受け入れニーズは急速に高まっている状況である。

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