2024年 2月14日公開

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Windows 11ダウングレードモデル販売終了!

2024年3月31日に販売終了するWindows 10にダウングレードモデルや、Officeのサポート終了など、今知っておきたい話題をご紹介します。

1. Windows 11ダウングレードモデル販売終了!

2024年3月31日より販売終了に!

ダウングレードモデルが販売されないとどうなる 今後はWindows 11が搭載された機器しか購入ができなくなる!

ダウングレードモデルとは? ダウングレードモデル Windows 11 ダウングレードモデルとは、Windows 10 Proがプリインストールされた状態で出荷されているモデルで、必要に応じてWindows 11にアップグレードができます。 OSによって環境が大幅に変わるため、Windows 11に移行しても業務に支障が出ないタイミングでアップグレードを行うことができます。 販売終了予定日 2024年3月31日

ダウングレードモデルがなくなるとどうなる? 故障時などに交換ができない Windows 10が利用できる機器の販売が終了してしまうため在庫として残っている機器も入手困難となり価格が上がる可能性があります。また、いずれは品切れになり、機器の交換などできなくなってしまいます。 Windows 11に対応していない場合 社内システムなどがWindows 11に対応していない場合、新しくパソコンを購入してもOSをダウングレードできないので、社内システムなどが利用できず、業務に支障が出てしまいます。

ダウングレードモデルが販売されなくなることで、Windows 10からWindows 11への移行ができていない場合は、Windows 10の機器が入手できなくなる可能性が出てきました。
今利用しているWindows 10 対応機が故障する前に移行が終わるようにしましょう。

Windows 10は2025年にサポート終了! Windows 11への対応が急務!

Windows 10 サポート終了 サポートが終了するとどうなる? OSに不具合が起きてしまった場合の修正プログラムや、新たなサイバー攻撃への対策パッチなどが提供されず、業務支障が出るだけでなく、セキュリティリスクも高まります。 サポート終了日 2025年10月14日

Windows 11移行時の注意点 システム要件の確認 Windows 11は10よりもシステム要件が高くなっています。長く使っている機器によってはストレージが不足してしまったり、アップグレード後動きが遅くなってしまう可能性があります。 業務で使うシステムが対応しているか確認 社内業務で利用しているシステムや利用しているサービスがWindows 11に対応しているか確認し、移行後も問題なく業務が継続できるようにしましょう。

Windows 10の在庫品などで暫く耐えたとしても、2025年にはWindows 10がサポート終了してしまいます。セキュリティリスクが高まるなど危険が増えてしまいますので、サポート終了までに必ずWindows 11へ移行しましょう。

ITワード:HDD・SSD

HDDはコンピュータなどの記憶容量(ストレージ)の一つで、円盤に磁気ヘッドを用いてデータを物理的に書き込み保存ができ、最大記憶容量が大きく安価なことが特徴です。SSDも同じく記憶容量の1つなのですが、メモリーチップにデータを書き込みをするため読み書きスピードが非常に早く、衝撃による故障リスクも低いです。