2023年12月26日公開

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中小企業経営者に求められるリスキリングとは? 実践するメリットと取り組み方を解説

企画・編集:株式会社アーキテクチャー

ビジネス環境のDX化が進む中、従業員だけでなく、経営戦略を立てる経営者にも新しいスキルを身に着ける「リスキリング」が必要になっています。しかし現状、中小企業の経営者はどの程度リスキリングに取り組んでいるのでしょうか。リスキリングの意味と、中小企業の経営者にとってのリスキリングの現状と取り組みのポイントを解説します。

DX化の環境変化に伴い、経営者にも新たなスキルの習得が求められている

2020年のコロナ禍の影響もあり、ビジネス環境のDX化はさらに加速しました。このような環境の大幅な変化に対応して、より良い経営を実現するために、新たなスキルを習得する「経営者のリスキリング」が求められています。

リスキリングとは、新たなビジネスモデルの変化に対応するために、知識やスキルを学ぶことです。DX化が進む職場環境で、より良い企業経営を実現するべく、経営者のリスキリングが重要視されています。

経営者自らリスキリングを実践することで売上増が可能?

経営者がリスキリングを実践することは、ビジネス環境の激変に対応するだけでなく、売り上げの向上にも貢献します。「中小企業白書2023」によると、リスキリングに取り組んでいる経営者の企業は、取り組んでいない経営者の企業と比べて、売上高の増加率が高い結果となっています。

中小企業の経営者がリスキリングに取り組むことで、企業の売上増加率が36%になるという結果が出ています。リスキリングへの取り組みは、売上増加率に影響があると考えられます。

しかし、中小企業の経営者は現場の業務に追われることも多く、学習時間を確保することが困難な場合があります。「中小企業白書2022」によると、60%以上が「十分な時間を確保できていない」と答えています。

中小企業の経営者にとって、経営に関する学習時間を確保することは困難です。60%以上の経営者が学習時間を確保できていないと回答しています。