海外進出している日本企業は年々増加傾向にある
外務省が実施した「海外進出日系企業拠点数調査(2023年)」によると、81,969件の企業が海外進出していることが分かりました。さらに年代別で見ると、2021年の新型コロナウイルス感染拡大時期に一時落ち込んだものの、年々増加傾向にあります。
中小企業の18%が海外進出を行っている
では、中小企業の海外進出状況はどのようになっているのでしょうか。日本政策金融公庫の「中小企業の海外展開と国内回帰に関する調査(2023年)」によると、アンケートに回答した3,790社の中小企業のうち、18.0%が海外進出を行っていました。具体的には直接投資や生産委託、輸出、越境ECに取り組んでいます。
海外進出をしている中小企業の間で、特に多くの企業から進出先として選ばれている国があります。同調査では、直接投資や生産委託といった形態ごとの進出国もまとめられています。