2014年10月

仕事効率を上げるパソコン手帖

仕事に効くのはどれ?最新キーボード&マウスカタログ

テキスト: 太田百合子

タッチパネル操作が当たり前の時代になっても、やはり仕事には欠かせない存在なのが、キーボードやマウスといった入力デバイス。そこで今回は仕事の効率アップに役立つ、最新の入力デバイスをガイドする。

キーボード&マウスを使うメリットをあらためて検証してみよう

2015年には、パソコンとタブレットの出荷台数が逆転するとの予想もあるほど、今やタブレット全盛の時代。パソコンにも、タッチパネルを搭載するモデルが増え、画面に触れて操作するスタイルはもはや当たり前になりつつある。一方で特にビジネスシーンでは、キーボードを使いたいというニーズも根強い。米国の調査会社フォレスターリサーチ社が昨年、米国とヨーロッパの情報労働者1000名を対象に行ったアンケートでも、62%の人が仕事でタブレットを使いたいが、キーボードも欲しいと答えている。タッチパネルが全盛の時代になっても、キーボードやマウスといった入力デバイスが、ビジネスマンの必須(ひっす)アイテムなのは変わらないようだ。

ではタッチパネル全盛時代にベストなキーボード、マウスはどのようなものだろう? タッチパネルでの文字入力にはない、キーボードやマウスのメリットを検証しながら、イチオシの最新入力デバイスをチェックしてみよう。

メリット1:疲れない姿勢で入力・操作できる

タブレットはパソコンと違って自由なスタイルで操作できるが、長文入力ともなれば、やはりデスクに向かって作業するほうが効率的だ。タブレットでも画面にソフトキーボードを表示してQWERTY入力が可能だが、デスクにタブレットを置いての入力作業は顔が下向きとなり、首にも負担がかかる。従来どおり画面は前面に、キーボードは下に置くスタイルが理想的だろう。

さらに疲れない姿勢での作業を目指すなら注目したいのが、人間工学(エルゴノミクス)に基づいて開発された入力デバイス。例えば、マイクロソフトの「Sculpt Ergonomic Desktop」(画像1)は、手が自然な位置に配置されるよう、キーボードを立体的なドーム形にし、左右に分割した独特のレイアウトを採用している。またサンワサプライが販売する「エルゴスティックマウス400-MA059」(画像2)は、自然な角度で手を添え操作できる斬新(ざんしん)なデザインを採用。従来のマウス異なり、手首をひねらないため腱鞘(けんしょう)炎になりにくいという。

画像1

マイクロソフトのキーボード「Sculpt Ergonomic Desktop」画像

マイクロソフト「Sculpt Ergonomic Desktop」(Windows対応)

画像2

サンワサプライのマウス「エルゴスティックマウス400-MA059」の画像

サンワサプライ「エルゴスティックマウス400-MA059」(Windows/Mac対応)

メリット2:汚れそうな場所でも安心して使える

タブレットの中には防水や防塵(ぼうじん)に対応するものもあるが、とはいえディスプレイに汚れた手で触るのは抵抗があるもの。そうでないタブレットやパソコンならなおさら、汚れも水も御法度だ。その点、バッファローの「水で洗えるキーボード BSKBU12BK」(画像3)やロジクールの「Washable Keyboard k310」(画像4)なら、万が一汚れても丸ごとジャブジャブ洗うことができる。デスクの上が散らかっていて、飲み物などがいつ倒れてもおかしくないという人や、汚れやすい作業環境で入力する必要のある人にお薦めだ。

画像3

バッファロー「水で洗えるキーボード BSKBU12BK」の画像

バッファロー「水で洗えるキーボード BSKBU12BK」(Windows対応)

画像4

水で洗えるキーボード、ロジクール「Washable Keyboard k310」の画像

ロジクール「Washable Keyboard k310」(Windows対応)

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タブレットやスマホでもやっぱりキーボード入力したい

パソコンだけでなくタブレットやスマートフォンでもキーボードを使いたい、できるだけコンパクト&省スペースで作業したいという人には、場所をとらず、持ち運びやすく、パソコンでもタブレットでもスマホでも使えるようなキーボード&マウスがお薦め。パソコンにはもちろん、タブレットやスマホと一緒にかばんの中に携帯すれば、いつでも快適な入力作業ができる。

パソコンでもタブレットでもスマホでも使えるキーボード

作業環境をできるだけコンパクトにしたい、余計なものは極力排除して省スペースな仕事環境を構築したい人は、タッチパッドが一体となったコンパクト&オールインワンのキーボードを。マウスを使うより狭いデスクスペースで作業ができる、マイクロソフトの「All-in-One Media Keyboard」(画像5)は、フルサイズのキーボードを搭載しながら幅36.68cm、高さ13.18cmとコンパクトかつスリムなデザインを採用。ロジクールの「Logicool Wireless All-in-One Keyboard TK820」(画像6)はノートPCよりも広いタッチパッドを備え、省スペースながらも快適な操作ができる。 Windowsタブレットとの相性も抜群だ。

画像5

マイクロソフト「All-in-One Media Keyboard」の画像

マイクロソフト「All-in-One Media Keyboard」(Windows対応)

画像6

ロジクール「Logicool Wireless All-in-One Keyboard TK820」の画像

ロジクール「Logicool Wireless All-in-One Keyboard TK820」(Windows対応)

省スペースで入力できるコンパクトキーボード

パソコンとタブレット、タブレットとスマホというように、複数のデバイスでキーボードを共有したい人には、対象となるOSを簡単に切り替えられるマルチキーボードがベストだ。ロジクール「Bluetooth Illuminated Keyboard K810」(画像7)はWindows、Android、iOSで利用でき、コンパクトなのでタブレットと一緒に持ち歩くのにも便利。バッファロー「Bluetooth3.0対応 コンパクトキーボード タッチパッド搭載モデル BSKBB23」(画像8)は三つのOSに加えてMacにも対応。タッチパッドも搭載しているので、一緒にマウスを持ち歩く手間もない。
ただしOSによっては一部使えない機能もあるので注意しよう。

画像7

ロジクール「Bluetooth Illuminated Keyboard K810」の画像

ロジクール「Bluetooth Illuminated Keyboard K810」(Windows/Android/iOS対応)

画像8

バッファロー「Bluetooth3.0対応 コンパクトキーボード タッチパッド搭載モデル BSKBB23」の画像

バッファロー「Bluetooth3.0対応 コンパクトキーボード タッチパッド搭載モデル BSKBB23」(Windows/Mac/Android/iOS対応)

出張のお供にベストなモバイルマウスはコレ!

モバイルパソコンやタブレットとともに持ち運ぶなら、場所をとらず、しかも使い勝手のいいモバイルマウスを選びたい。ロジクール「Ultrathin Touch Mouse T630」(画像9)やマイクロソフト「Wedge Touch Mouse」(画像10)は、ホイールやボタンをなくしてコンパクトなデザインを実現したマウス。マウスでありつつ、タッチパッドのような機能も備え、スマートに持ち運びができる。外出先でも会社のデスクトップ環境と変わらず、快適なマウス操作が実現する。

画像9

ロジクール「Ultrathin Touch Mouse T630」の画像

ロジクール「Ultrathin Touch Mouse T630」(Windows/Mac対応)

画像10

マイクロソフト「Wedge Touch Mouse」の画像

マイクロソフト「Wedge Touch Mouse」(Windows/Mac対応)

タブレット、スマホで使える折りたたみキーボード

AndroidやiOSを搭載したタブレットやスマートフォン向けにも、たくさんのキーボードが発売されている。ここでは、その中でも持ち運びに便利な折りたたみタイプをピックアップした。バッファロー「Bluetooth3.0対応 折りたたみキーボード ケース付き BSKBB15シリーズ」(画像11)はBluetooth3.0に対応し、ボタンを押して開くだけですぐに使い始めることができる。サンワサプライ「折りたたみ式Bluetoothキーボード SKB-BT16BK」も同じく、Bluetooth3.0対応。音の静かなシリコンキーが採用されている。

画像11

バッファロー「Bluetooth3.0対応 折りたたみキーボード ケース付き BSKBB15シリーズ」の画像

バッファロー「Bluetooth3.0対応 折りたたみキーボード ケース付き BSKBB15シリーズ」(Windows/Mac/Android/iOS対応)

画像12

サンワサプライ「折りたたみ式Bluetoothキーボード SKB-BT16BK」の画像

サンワサプライ「折りたたみ式Bluetoothキーボード SKB-BT16BK」(Windows/Android/iOS対応)

丸めてコンパクトに持ち運べるキーボード

折りたたみ式のほかに、丸めて持ち運べるキーボードもある。シリコン製のためかばんの中に無造作に入れても、壊れにくく、汚れにも強いのがメリット。音も静かなので、会議の議事録作成などにも便利だ。

画像13

エレコム「シリコン製 Bluetooth3.0対応ワイヤレスキーボード TK-FBS035Eシリーズ」の画像

エレコム「シリコン製 Bluetooth3.0対応ワイヤレスキーボード TK-FBS035Eシリーズ」

画像14

エレコム「シリコン製 Bluetooth3.0対応ワイヤレスキーボード TK-FBS035Eシリーズ」を丸めた画像

エレコム「シリコン製 Bluetooth3.0対応ワイヤレスキーボード TK-FBS035Eシリーズ」を丸めたところ

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ほかとはちょっと違う、話題になるキーボードとは

さらに人とは違った入力デバイスを求める人には、こんな変わり種製品も。持っていれば自慢できること間違いなし!? 訪問先で取り出せば「それ何?」なんて、会話のきっかけにもなりそうだ。エレコム「クロスパッドiPad mini用ワイヤレスキーボード TK-FBP060IBK」(画像15)は、A5サイズのシステム手帳にセットできるコンパクトキーボード。iPad miniとの相性が抜群で、これとiPad miniをシステム手帳にセットすれば、アナログのメモとデジタル機器をまとめて持ち歩ける(画像16)。
スムージィ「キー投影型Bluetoothキーボード Epic」(画像17)はレーザーでデスクにキーを投写し、入力できるキーボード。コンパクトに持ち歩いて、フルサイズのキーボードを投写できるので、外出先でも大きいキーボードが使いたい人にお薦めだ。

画像15

エレコム「クロスパッドiPad mini用ワイヤレスキーボード TK-FBP060IBK」の画像

エレコム「クロスパッドiPad mini用ワイヤレスキーボード TK-FBP060IBK」(iOS対応)

画像16

エレコム「クロスパッドiPad mini用ワイヤレスキーボード TK-FBP060IBK」をシステム手帳にセットした画像

エレコム「クロスパッドiPad mini用ワイヤレスキーボード TK-FBP060IBK」(iOS対応)はシステム手帳にセットできるコンパクトキーボードだ。

画像17

レーザーキーボード、スムージィ「キー投影型Bluetoothキーボード Epic」の画像

レーザーキーボード、スムージィ「キー投影型Bluetoothキーボード Epic」(Windows/Mac/Android/iOS対応)。

キーボードやマウスは直接手に触れる最も身近なデバイスだからこそ、使いやすさや快適さにはとことんこだわって、自分の手になじむベストなものを見つけたい。入力デバイスの使い勝手が向上すればきっと、仕事の効率もアップするはずだ。

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