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2014年11月 1日公開
仕事効率を上げるパソコン手帖
テキスト: 太田百合子
今や私たちはパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなど、複数のデバイスから当たり前のようにWebサイトを利用している。となると困るのが、ブックマークの管理。お気に入りのサイトや、あとから読みたいサイトをブックマークしたつもりが、それがパソコンでだったのか、それともスマートフォンでだったのか、分からなくなる……なんてことにもなりかねないからだ。そこで今回は、パソコンとスマートフォン、タブレットで、ブックマークやあとからじっくり読みたいWebサイトを、共有する方法を紹介する。パソコンとスマートフォン、タブレットで、ブラウザーのブックマークや履歴を共有すれば、パソコンでチェックしていたサイトをスマートフォンで引き続きチェックする……といったことができるようになる。例えば、出掛ける前にパソコンで訪問予定先のホームページをチェック。移動中に今度はスマートフォンから同じホームページを開き、地図などを参照するといった使い方が可能だ。逆に移動中に見つけた面白そうなブログを、あとからパソコンでじっくり読むなんてことも可能だ。それでは、具体的な共有の方法を見ていこう。
目次
ブックマークや履歴をパソコンとスマートフォン、タブレットで共有するには二つの方法がある。一つはパソコンとスマートフォンで同じブラウザーを使う方法。例えば、パソコンでも、スマートフォンやタブレットでもGoogle Inc.の「Google Chrome(以下Chrome)」を使っていて、同じGoogleアカウントでログインしていれば、特に意識しなくてもごく自然に、開いているタブやブックマークを共有することができる。
ChromeはWindowsでもMacでも、AndroidスマートフォンでもiPhoneでも使えるため、共有できる範囲がとにかく広いのがメリット。いずれも同じGoogleアカウントでログインさえしていれば、異なるデバイスの間で開いているタブやブックマークを共有することができる。
<パソコンの場合>
Chromeの右上のメニューから「最近使ったタブ」を選ぶと、ほかのデバイスで最近開いたタブがリスト表示される。
ブックマークを同期するためには、「設定」内の「ログイン」のところにある「同期の詳細設定」をクリック。「ブックマーク」をチェックする。
<スマートフォン・タブレットの場合>
・Android
Androidの場合は、Chromeのメニューから「最近使ったタブ」を選ぶと、リストが表示される仕組み。
ブックマークは「パソコンのブックマーク」「モバイルのブックマーク」というように分けて同期されている。
・iPhone
iPhoneの場合はChromeをインストールして、Googleアカウントでログインすると、開いているタブ、ブックマーク、履歴が同期される。
ほかのデバイスで開いていたタブを参照する場合は、メニューから「その他のデバイス」を選択する。
同様にApple社のブラウザー「Safari」でも、MacとiPhoneまたはiPadの間で同じiCloudアカウントを使うことで、開いているタブやブックマークを共有することができる。Windowsの場合も、Windows用のiCloud コントロールパネルをインストールすれば、ブックマークの同期が可能。Windowsの「Internet Explorer」、「Firefox」、Chromeといったブラウザーのブックマークと、iPhoneやiPad、MacのSafariブラウザーのブックマークを同期することができる。
・Mac
Macの「システム環境設定」内の「iCloud」で「Safari」をチェック。これでSafariブラウザーの履歴やブックマークが同期される。
ブラウザーにある雲のマークをクリックすると、iPhoneやiPadで開いているタブがリスト表示される。
<スマートフォンの場合>
iPhoneの場合は、「設定」→「iCloud」で「Safari」をオンにする。
Safariのタブの一覧を一番下までスクロールすると、ほかのデバイスで開いているタブが、リスト表示される仕組みだ。
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同じアカウントで同じブラウザーを使うほかに、気になるWebサイトをいったんクラウドサービス上に保存し、あとからじっくり読めるサービスを利用する方法もある。例えば、スマートフォンのアプリを使って読みたいWebサイトを登録、あとからパソコンのブラウザーを使ってサービスにアクセスし、読むといった使い方が可能だ。ここでは代表的なサービスの一つ「Pocket」と、その使い方を紹介する。
パソコンまたはスマートフォンから、Pocketにアクセスしてユーザー登録すれば、すぐに使い始めることができる。
Pocket Webサイト
パソコンからは図のようなブラウザーの拡張機能、またはブックマークレット(保存用のURLのリンク)としてPocketを登録。Webサイトを表示し、拡張機能ボタンまたはブックマークレットをクリックすると、Webサイトの記事が保存される。
スマートフォンに専用アプリをインストール。ブラウザーでWebサイト閲覧中に気になる記事を見つけたら「共有」から「+Pocket」を選ぶと、記事がPocketに保存される。
アプリ(左)またはブラウザー(右)からPocketにアクセスし、ログインすれば、保存したWebサイトが見られる仕組み。
Pocketは、一度ログインさえしてしまえば、インターネット接続回線が切れた状態(オフライン)でも、保存した記事が読める仕組みになっている。
Safariにも、Pocketと同様にオフラインで保存した記事が読める機能が備わっているので、こちらもぜひ試してみてほしい。
iPhoneやiPad、MacでWebサイトを閲覧中に「リーディングリストに追加」を選ぶと、Safariのリーディングリストに保存される。
保存されたリーディングリストは、タブやブックマークと同様に共有化される。どのデバイスからも、あとからじっくり読むことができる。
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