2012年 2月 1日公開

【連載終了】仕事効率を上げるパソコン手帖

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スマートフォン乗り換え講座 前編 メリットVSデメリット徹底比較

テキスト/松野孝司

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今や携帯電話に代わりモバイル機器の主役になりつつあるスマートフォン。とはいえ長年使い慣れた携帯電話から、いざ乗り換えるとなると、疑問や不安を感じる人も多いのでは。そこで今月から2回にわたり、「スマートフォン乗り換え講座」と題してスマートフォンの魅力を分析する。

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スマートフォンのメリットとデメリット

爆発的なブームを呼んでいるスマートフォンだが、従来の携帯電話とどこが違うのか、そのあたりから分析してみよう。

メリット

(1)タッチパネルで操作が簡単

スマートフォンは携帯電話についているようなダイヤルキーがなく、すべての操作はタッチパネルで行う。片手での文章入力が困難なので、キーボード入力に慣れている人はしばらく不便さを感じるだろう。

(2)インターネットが快適

スマートフォンのブラウザではパソコン向けのホームページを、簡単に閲覧することができる。ケータイにもPCサイトビューアーやフルブラウザといった、PCサイトが見られる機能があるが、それ以上に軽快で快適なブラウジングができる。またWi-Fi対応機種なら公衆無線LAN対応場所で高速通信が利用できる。ケータイサイトは有料でもPCサイトは無料というタイプも多いので、その分だけお得だ。

(左)ニュースサイトも無料で閲覧できる。(右)動画サイト「YouTube」も閲覧可能だ。

(3)アプリを追加して拡張できる

パソコン同様にアプリをインストールすることでケータイを自由に拡張可能。ケータイのアプリに比較するとその量・質とも非常に高く、仕事に役立つ実用的なアプリが多い。

(左)Googleカレンダーと同期できるスケジュール管理アプリ「ジョルテ」。(右)「パッと見!路線情報」は交通機関の遅延情報をリアルタイムで教えてくれるアプリだ。

デメリット

(1)ケータイサイトが見られない

iモードサイトやEZwebサイトなどのケータイサイトは、規制がかかっていることが多く、特に公式サイトはスマートフォンでは閲覧できないことが多い。また同様にケータイ用アプリも使用できなくなる。

(2)バッテリーの持ちが悪い

現在発売されているスマートフォンは、ほぼ全てがタッチパネルの大画面モデルだ。そのためこれまでのケータイと比べるとかなり電池持ちは悪くなる。

(3)ガラケー機能が使用できない

国内メーカーの一部の機種以外では、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信といったガラケーと呼ばれる従来の携帯電話に付属された機能が使えなくなる。

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スマートフォンに乗り換える前の注意点

スマートフォンに乗り換えるとき、一番不安になるのはデータ類の引継ぎだ。

(1)電話番号

電話番号はそのまま変えることなくスマートフォンへ移行できる。もちろんMNP(番号ポータビリティ)を利用して他キャリアへの移行も可能だ。

(2)メールアドレス

3キャリアとも携帯電話のアドレスを引き継ぐサービスはあるが、端末によっては対応していない機種もある。NTTドコモは「spモード」に対応した端末で、iモードの解約と同時にspモードに申し込めば、iモードのメールアドレスは自動で引き継がれる。

(3)有料サイト

iモードなどで登録していたゲームや情報サイトなどの有料コンテンツは、スマートフォンでは引き継ぐことができない。NTTドコモとソフトバンクモバイルは自動的に解約されるが、auは自動に解約されないので、携帯電話で解約する必要がある。

(4)アドレス帳などデータの移行

画像、音楽データ、アドレス帳のデータは、AndroidであればマイクロSDカードにケータイで使用していたデータをコピーし、スマートフォンに挿入してコピーするのが手っ取り早い。アドレス帳のデータは赤外線通信を利用してコピーすることも可能だ。ただし、パソコンでダウンロード購入した楽曲のうち著作権保護されているものは、対応する端末に限られる。

一方、iPhoneは外部メモリがないのでちょっと面倒だ。ソフトバンク版はショップ店頭にある機械を使用し、アドレス帳データをネット上にアップし、購入したiPhoneで専用アプリをダウンロードした上で、ネット上にアップしたデータを取り込む。au版は「au one-ID」を取得し、アドレス帳データをネット上に保管。購入したiPhoneで専用アプリをダウンロードした上で、ログインして保存データを取り込まなければならない。

いずれにせよデータがないといちいち再入力しなくてはならない。

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[コラム]同じiPhoneでもソフトバンクとauは違う?

同じiPhone4Sでもソフトバンクとauでは違う。

スマートフォンブームを牽引しているiPhone。昨年、最新機種iPhone4Sがauでも販売され、ソフトバンクによる独占販売が崩れた。ユーザーサイドにしてみれば選択肢が広がったわけだが、同じiPhone4Sとはいえ両社は全く同じではない。

大きな違いは通信回線と速度だ。ソフトバンクはW-CDMA方式で2GHz周波数帯域を使用。上り最大5.8Mbps、下り最大14.4Mbps。

一方、auはCDMA方式で 800MHz帯と2GHz帯を使用し、上り最大1.8Mbps下りは最大3.1Mbpsと、数値上では圧倒的にソフトバンクが有利だ。

しかし、つながりやすさでは、都心部と郊外で2つの周波数帯域を使えるauの方が安定しているので一長一短だ。スピードをとるか、安定感をとるか、そこが選択のポイントになる。

ソフトバンクとau の通信方式と通信速度

 ソフトバンクau(KDDI)
通信方式W-CDMACDMA
アップロード5.8Mbps1.8Mbps
ダウンロード14.4Mbps3.1Mbps

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