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本体を磨いて見た目をきれいに
パソコン本体の外側は、多少汚くても実際の使用にはさほど影響はない。しかし特にケースが白い場合、しみついた汚れが目立ち美観を損ねる。ケースをきれいにする場合は、まずケーブルを一通り外し、ハタキなどを使ってほこりを払った後、布で拭いて汚れを落としていくといい。このとき水で濡らした布巾などは故障の原因となるので使わないほうがいい。家電量販店などに行けば、OA用のクリーニング液やウェットティッシュなどが販売されているので、これらを使ってしっかり汚れを落としていくようにしたい。
パソコンの本体などを掃除するときはOAクリーナーを利用したい。写真は液体タイプのエレコム「CK-AL100SET」。クリーニング液と、クリーニングクロス(布)がセットになった製品だ。ウェットティッシュタイプの製品もある。
クリーニング液を使うときは、直接パソコンに吹きかけるのでなく、いったんクリーニングクロスに吹き付けてから使用するほうが安全だ。
クリーニング液を吹き付けたクロスで、ケースなどを拭いていく。強くこするよりは、やさしく繰り返しこするようにしたほうがいいだろう。
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ディスプレイの汚れを落とす
ディスプレイ表面のガラス面は、パソコンを使っている間、常に目に入る部分だけに汚れが気になるところだ。ほこりや指紋、手の脂などがベタベタついたままだと画面が見づらくなるので、時々拭き掃除をしたい。ディスプレイの場合は、濡れ布巾ではなくクリーニング液やウェットティッシュなどがあったほうがいい。ちょっとした汚れであれば乾いた布でも拭き取ることができるが、その際にほこりが付きやすい。
クリーナーを使う場合に注意したいのは、通常の「OA機器用」などと表示されている製品は避けること。液晶ディスプレイの場合、表面に特殊なコーティングが施されている場合があり、通常のOAクリーナーだとコーティングを傷つけてしまう可能性がある。「ディスプレイ用」と明記された製品を使うようにすると安心だ。
ディスプレイを掃除するときは、ディスプレイ用のクリーナーを利用したい。写真はエレコム「CK-DP60SET」。ディスプレイ用のウェットティッシュタイプと液体タイプがある。
こちらもディスプレイにクリーニング液を直接吹きかけるのではなく、クリーニングクロスに吹き付けてから、ディスプレイ表面を傷つけないように汚れを落としていく。
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キーボードを掃除する
パソコンの中でもキーボードは特に汚れやすく、汚れが目立つ部分だ。キーとキーの間にほこりがたまりやすく、髪の毛やお菓子の破片なども入り込みやすい。キーとキーの間は狭いので、掃除もしづらい。キーとキーの間のゴミを放置しておくと、キーを押したときの反応が鈍くなるし、ゆくゆくは故障の原因にもなってしまう。
キーボードの間に入ってしまったゴミを掃除する場合、手軽に行いたいのであれば、小型の掃除機を使うといい。ほこりなどを大まかに取り除く程度であれば十分こなせる。ただ掃除機だと、どうしてもゴミがキーとキーの間に引っかかって取れない場合がある。
より本格的に掃除するのであれば、キーボードのキートップをいったん外して、ほこりを取り除くほうがいい。キーを全部取り外してしまえば、あとは掃除機やハタキなどでゴミを簡単に除去できる。
またキートップをきれいにする場合、キーがたくさんあると一つ一つ掃除していくのが面倒。このようなときはキートップをまとめて洗濯ネットに入れて、洗濯機で洗ってしまうというのも手だ。洗った後はしっかり乾かして、水分を飛ばしてから元に戻す。
なおキーボードを外して掃除する場合は、後でどのキーがどの位置にはまるのか分かるようにしておきたい。デジタルカメラでキーボードを撮影しておくと、キーを付けなおすときに役に立つ。
キーボードのほこりをザッと掃除するのであれば、ミニ掃除機が便利。写真はサンワサプライの「CD-82VC」。3タイプのノズルが付いており、さまざまな場所の掃除に使える。
キーボードの間のほこりをミニ掃除機で吸い込んでいく。ノズルの先が細い掃除機を用意しておくと便利だ。
キートップを取り外して掃除をするときは、このような「キートップリムーバー」があると便利。家電量販店などで手に入る。実売価格は200円程度だ。
キートップリムーバーを使ってキートップを取り外していく。取り外しを行う前に、デジタルカメラでキーボードの写真を撮っておくと元に戻すときに便利だ。
キートップを取り外したら、ハタキやミニ掃除機などでほこりやゴミ、汚れを徹底的に掃除しよう。
キートップをまとめてきれいにしたい場合は、100円ショップなどで入手できる洗濯ネットに入れて、洗濯機で洗ってしまうと簡単。洗った後はよく乾かして水気をとってから装着しなおす。
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本体の中身を掃除する
徹底的に掃除を行うのであれば、パソコン本体の内部もきれいにしたい。パソコンは、冷却用にケース外部の空気を吸い込み、内部の暖まった空気を外に排出する仕組みになっている。この際に空気中のほこりも吸い込んでしまい、これが故障や不具合の原因になってしまうことがあるのだ。
特にパソコンのCPUには冷却用のファンが取り付けられているが、このファンにはほこりが付着しやすい。ほこりが大量にたまると、ファンの回転が遅くなったり止まったりしてしまう。するとうまく冷却ができなくなって、故障の原因となってしまうのだ。
パソコンのケースの開け方は製品によって異なるので、各製品のマニュアルなどを参照して行ってほしい。ケースを開けたらハタキやミニ掃除機などを使って、たまったほこりをしっかり取り除こう。
ケース内部の掃除をするときは、OA用のハタキ(クリーニングブラシ)があると役に立つ。写真はバッファロー「BSCLBR01BL」。
ケース内のほこりをクリーニングブラシやミニ掃除機などで除去していく。特にCPUファン周りはほこりがたまりやすいので要チェック。
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