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タブレットならでは!カメラ搭載で撮って出しが可能
タブレットとPCの違いといえば、まず思い浮かぶのがタッチ操作とキーボード。しかし最近は、タッチディスプレイを搭載したPCも当たり前になってきているし、マイクロソフトの「Surface Pro 3」に代表されるように、タブレットにもキーボードのオプションが用意されているものが増えている。では両者の違いは何か。機能面で最も分かりやすい例の一つと言えそうなのが、タブレットの背面に搭載されたカメラだ。
オプションでキーボード型のカバーが使える「Surface Pro 3」
全てのタブレットが背面カメラ付きと言うわけではないが、Windowsタブレットの多くはPC同様ビデオチャット用のインカメラに加えて、背面に写真撮影用のより高画質なカメラを備えている。例えば、レノボの「ThinkPad 10」は、800万画素とスマートフォン並みに高画質なカメラを搭載。日本ではまだタブレットを使って撮影している人はあまり見かけないが、大きな画面で確認しながら撮影すれば失敗が少ないし、何より撮ってすぐに写真を楽しめるとあって、海外ではもはや見慣れた光景の一つになっている。また最近はdocomoやKDDIなど携帯電話事業者のSIMをセットして、スマートフォンと同様に直接モバイル接続ができるWindowsタブレットも増加中。撮って見るだけでなく、さらにそれをクラウドサーバーにバックアップしたり、SNSに公開してほかの人とシェアしたりするといったことが、場所を選ばずカンタンにできるのも魅力だ。
800万画素の背面カメラを搭載する「ThinkPad 10」
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高解像度モデルは写真や動画の閲覧にもぴったり!
テレビではフルハイビジョンの4倍の解像度を持つ「4K」が注目を集めているが、高画質化の流れは今やタブレットにも広がっている。フルHD(1920×1080ドット)よりも高解像度なディスプレイを搭載する、Windowsタブレットが続々発売されているのだ。12インチのQHD(2160×1440ドット)ディスプレイを搭載したマイクロソフトの「Surface Pro 3」を筆頭に、レノボ「ThinkPad 10」や富士通「ARROWS Tab Q555/K64」も、10インチのWUXGA(1920×1200ドット)ディスプレイを搭載している。
ディスプレイの解像度が高いと、高精細な写真や映像をより美しく表示することができる。さらにタブレットはPCと違って軽量なので、手に持ってどこでも好きな場所・スタイルで見ることが可能だ。リビングのソファで、ベッドに寝そべって、あるいは電車の中で、きれいな写真や映像が場所を問わず楽しめるのは、タブレットならでは。また高解像度なディスプレイでは写真や映像だけでなく、Webサイトや地図などの細かな文字もぐっと見やすくなる。もちろんデスクトップモードでも画面を広く使えるので、複数のウィンドウを開いての作業も効率的にこなすことができる。
WUXGA(1920×1200ドット)ディスプレイを搭載した「ARROWS Tab Q555/K64」
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ペン入力がスムーズにできて、PDFの校正も簡単
最新のWindowsタブレットは、専用のスタイラスペンが付属するものも多い。例えば、マイクロソフトの「Surface Pro 3」には、専用の「Surfaceペン」が付属。ボタンをノックするとOfficeアプリの一つ「OneNote」が開き、すぐに手書きメモがとれる。ボタンをノックするだけの消しゴム機能もあり、書いたり消したりがカンタンにできるよう工夫されているのも、使いやすさのポイントと言える。また手書き入力時のより自然な書き味にこだわったのが、東芝の8インチタブレット「dynabook Tab S68/N」。ペンタブレットメーカーの老舗ワコムと共同開発した付属のスタイラスペンは画面とのズレがほとんどなく、実に滑らかに文字が書ける。筆圧を2048段階で検知して微妙な強弱もそのまま筆跡として表現されるなど、まるで紙のノートのような書き心地と評判だ。
もちろんタッチディスプレイを搭載したPCでも手書き入力は可能だが、書き心地を考えて徹底的にチューニングされた、専用のスタイラスペンが付属するタブレットの方が、より使いやすいのは当然のこと。しかもWindowsタブレットなら、Office文書などPCと同じデータがそのまま扱えるので、例えば、Wordの文書を手書きで校正するといった使い方もできる。単に手書きメモをとる以外にも、専用のスタイラスペンをより幅広く活用できるというわけだ。
専用スタイラスペンでの書き味にこだわった「dynabook Tab S68/N」
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大画面だからお客様と情報をシェアしやすい
Windowsタブレットには、8インチクラスのコンパクトモデルから10インチを超える大画面モデルまで、幅広いラインアップがそろう。例えば、12インチのマイクロソフト「Surface Pro 3」や、11.6インチのNEC「VersaPro タイプVS」などは、タブレットと言うよりモバイルPCに近い画面サイズ。さらにシャープの「RW-16G1」などは15.6インチと、据え置き型PC並みの大画面を実現している。
画面サイズが大きいとその分見やすいだけでなく、ほかの人とも画面をシェアしやすくなる。お客様に画面を見せながら何か説明したり、あるいは二人で一緒に映像を楽しんだりというシチュエーションでも、大画面だと無理なく一緒に画面を見ることができる。PCだとテーブルなど一緒に見るために据え置く場所が必要だが、タブレットなら手持ちで共有することが可能。中にはパナソニックの「TOUGHPAD FZ-G1」のようなタフネスモデルもあり、アウトドアなどでも場所を選ばず使えるのもメリットだ。
11.6インチとモバイルPCに迫る大画面を実現した「VersaPro タイプVS」
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ユニークな機能を備えた新製品が続々登場!
このほかにもユニークな新機能を備えた、Windowsタブレットが続々登場。例えば、レノボの「YOGA Tablet 2 with Windows」は、タブレットに自立できるスタンド機能を備えた、ユニークなデザインを採用。タブレットを写真立てのように立てられるので、動画の観賞などが楽にできるだけでなく、スタンド面にフックが掛けられる穴が空いていて、壁掛けにしても使える。冷蔵庫のマグネットフックに引っ掛けて、インターネットで検索したレシピを見ながら料理する……といった用途にも重宝しそうだ。
また、まだ試作品の段階ではあるが、ソニーから独立したVAIOでは、PC並みにハイスペックなWindowsタブレット「VAIO Prototype Tablet PC」を開発中。プロの漫画家や写真家のためのタブレットとあって、フルHDを超える2560×1704ドットの高精細ディスプレイを採用し、専用のスタイラスペンを使って細かなペイント作業ができる。タブレットでありながら、PCと同じプロ仕様のハイエンドなソフトウェアが利用できるのもWindowsタブレットならではの特徴と言える。
自立できるスタンド機能を備えた「YOGA Tablet 2 with Windows」
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タブレットで本領発揮のお薦めWindowsストアアプリ
カメラやスタイラスペンなど、タブレットならではの便利な機能と、PCと同じソフトウェアが利用できるなど、他のタブレットにはないメリットを両方兼ね備えるWindowsタブレット。デスクトップモードでは、PCと同じソフトをそのまま使用できるが、タッチ操作でより使いやすいよう工夫されたWindowsストアアプリも、ラインアップが充実してきている。ほんの少しではあるが、お薦めのアプリをいくつかピックアップした。
LINE
スマートフォンで人気の「LINE」は、Windowsタブレットにも対応。スマートフォンと並行して利用することができる。ログイン時にはスマートフォンを使った認証手続きが必要だが、スタンプなどもそのまま使用可能。Windowsタブレットなら大画面やオプションのキーボードなどを利用して、PCで使い慣れたQWERTY入力ができるので、スマートフォンのテンキー入力が苦手な人も手軽にコミュニケーションを楽しめる。
「LINE」の画面
Adobe Photoshop Express
フォトレタッチソフトとして絶大な人気を誇る、「Adobe Photoshop Elements」の機能の一部が、タッチ操作で簡単&手軽に利用できるアプリ。赤目修正から露出補正やホワイトバランスの調整、カラーフィルターの利用まで機能充実。撮った写真をその場でささっと編集して、そのままSNSにアップロードするといった使い方ができる、大変便利なアプリだ。
「Adobe Photoshop Express」の画面
MetaMoji Note Lite
手書き入力がカンタンにできるノートアプリ。手書きメモに使えるほか、PCなどで作成したPDFに手書きで校正を加えるといった使い方ができる。シンプルなインターフェイスなので、初めてでも迷わず使えるのがお薦めのポイント。さらに音声が一緒に録音できるなど、ノートとしての機能が充実した有料版も提供されている。
「MetaMoji Note Lite」の画面
NAVITIME
携帯電話やスマートフォンで人気のサービスが、Windowsタブレットで利用できる。乗り換え案内のほか、有料のサービスに加入すれば、出発地から目的地までのドアtoドアのアクセス方法や、旅のプランを立てられる機能なども利用できるしくみ。今いる場所の周辺スポットやテレビで紹介されたスポットなどの情報もチェックできる。
「NAVITIME」の画面
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