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Web検索はGoogleが一強? Googleを標準検索エンジンにする
ネットを使った検索は、ビジネスでもプライベートでも欠かせない行為であり、あらゆる場面で使いこなしている人は多いだろう。Web検索を行うための検索エンジンは幾つかあるが、現在ではほとんどの人は「Google」を使っているのではないだろうか。調査会社「Net Applications」によると、2018年のデスクトップにおける検索エンジンのシェアはGoogleが78%を占めているという。まさに一強状態といっていい。
調査会社「Net Applications」によれば、2018年8月におけるデスクトップ検索のシェアはGoogleが78%超を占めており、他を圧倒している。
実際Google検索は、検索結果が幅広く、オプションも充実しているので、やはり検索にはGoogleを使うのがおすすめだ。Googleで検索を行うときは、WebブラウザーでGoogleのサイトを開くのが最も標準的だが、Webブラウザーの標準検索エンジンにしておけば、いちいちサイトを開かずともWebブラウザーのアドレスバーもしくは検索バーに語句を入力するだけで検索できるので便利だ。
「Microsoft Edge」、「Internet Explorer」では、ブラウザーの標準検索エンジンがマイクロソフトの「Bing」となっているが、以下の方法で標準の検索エンジンをGoogleに変更しておくといいだろう。
「Microsoft Edge」を開いたらGoogleのサイトを表示する。そして「…」ボタンをクリックして「設定」を選択して表示されるメニューの中から「詳細設定を表示」ボタンをクリックする。
GoogleのWebサイトが開きます
「詳細設定」のメニューが表示されたら「検索エンジンの変更」ボタンを押す。「検索エンジンの変更」画面でGoogle検索を選択して規定として設定すれば、以降は「Microsoft Edge」のアドレスバーに語句を入力したときに利用される検索エンジンがGoogleとなる。
Internet Explorerの場合は、検索バーの▼をクリックして「追加」ボタンを押す。
IE用のアドオンのページが表示されるので「Google Search」の欄にある「Add」ボタンをクリックして、IEにGoogleのアドオンをインストールする。その後、歯車アイコンをクリックして「アドオンの管理」を選択する。
「アドオンの管理」画面が表示されるので左側の「検索プロバイダー」をクリックし、右側の一覧から「Google」を選択した後「既定に設定」をクリックする。
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Web検索を使いこなす基本テクニックを知ろう
Google検索は普段から頻繁に使っている人は多いだろうが、単純に検索ワードを1個だけ入力しているだけという人も多いのではないだろうか。例えば「大塚商会」といった具合に会社名で検索すれば、その会社のホームページはすぐ出てくる。
さらに具体的な情報を絞り込みたいときは、「大塚商会 セミナー」といった具合に、複数の単語を半角スペースで区切って検索を行う。単語を3個、4個といった具合に増やしていけば、それだけ具体性のある検索結果となる。このあたりは基本中の基本なのでほとんどの人が使いこなしているだろう。
ここからさらに絞り込みたいときは、Googleの検索結果の上部にある「すべて」「ニュース」「画像」「動画」「ショッピング」「もっと見る」ボタンをまずは使ってみよう。例えば「ニュース」を選択すれば、その検索語句に関連するニュース記事が、「画像」を選択すると関連画像が表示される。
次に使いこなしたいのが「ツール」ボタンだ。検索結果の画面にある「ツール」ボタンをクリックすると、日本語のページのみを表示するといった絞り込みや、「24時間以内」「1週間以内」といった具合に更新された期間を指定して新しめのページのみを表示するといったことができる。画面切り替えなしである程度条件を絞り込めるので、ぜひ使いこなしたい。
Googleの検索結果の画面で「ツール」ボタンを押すと、絞り込みのためのツールが表示される。例えば「期間指定なし」の部分のプルダウンメニューで「24時間以内」を指定すると、24時間以内に更新されたページの検索結果だけを表示できる。
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Google検索をもっと効率的にするスゴ技を紹介
Googleの検索結果の画面を見ると、「設定」というボタンがあるのに気づく。ここで「検索オプション」を指定すると、より細かな検索が行える。例えば「複合機 カラー」という言葉で検索して「検索オプション」の画面を表示した後、「含めないキーワード」に「インクジェット」と入力すれば、「インクジェット」という言葉を含むページは検索結果に表示されなくなり、効率的に目的のページを探せる。
Googleの検索結果の画面で「設定」をクリックすると表示されるメニューから「検索オプション」を選択する。
「検索オプション」の画面では、「すべてのキーワードを含む」「語順も含め完全一致」「いずれかのキーワードを含む」「含めないキーワード」などの条件を指定できる。これらの検索オプションの機能は、以下で示すような「検索演算子」を使うことで通常の検索ボックスからも利用できる。
この「検索オプション」で指定する条件は、「検索演算子」というものを使うことで通常の検索ボックスからも利用できるので覚えておきたい。例えば上記の例でいえば「複合機 カラー -インクジェット」というように、除外するキーワードの前にマイナス記号(-)を付けることで検索結果からそのキーワードを含むページを除外できる。
検索時に「複合機 カラー -インクジェット」というふうに、キーワードの前に「-」をつけることで、その語句を含むページを検索結果から除外できる。この「-」のような記号を「検索演算子」という。
Googleで使える主な検索演算子
検索の種類 | 指定の仕方 | 書式例 | 備考 |
---|
語順も含めた完全一致 | キーワードの前後を半角の「”」(ダブルクォーテーション)で囲む | "営業 企画"
| 「営業企画」は検索されるが「企画営業」は表示されない |
いずれかのキーワードを含む | 複数の検索キーワードの間に「or」を入れる | 営業 or 企画 or 経理 | 「営業」か「企画」か「経理」のいずれかを含むページを検索対象とする |
含めないキーワード | 検索結果から除外するキーワードを指定する | 複合機 カラー -インクジェット | 「複合機 カラー」の検索結果から「インクジェット」を含むものを除外する |
数値の範囲 | 数値の範囲を指定して検索を行う。二つの数値の間にピリオドを挿入して単位を付記する | 牛肉 5..15kg | 5~15kgの範囲の牛肉に関する情報を含むページを検索対象とする |
また、検索ワードに「site:」「link:」などといった文字列を付け加えることで、検索結果を絞り込む構文もある。例えば「複合機 site:otsuka-shokai.co.jp」で検索すると、「otsuka-shokai.co.jp」を含むURLのページから「複合機」という語句を含むページを探すことができる。
Googleで使える特別な構文
検索の種類 | 指定の仕方 | 書式例 | 備考 |
---|
サイト内検索 | 「site:」という文字列の後にURLの一部を入れる | 複合機 site:otsuka-shokai.co.jp | otsuka-shokai.co.jpをURLに含むページから「複合機」を含むページを検索する |
削除されたWebページや修正前のWebページを表示する | 「cache:」という文字列の後にURLを入れる | cache:https://www.otsuka-shokai.co.jp/ | Googleに保存されているWebページの履歴を表示する。既に消えてしまったニュースなどが表示されることもある |
リンク元ページを調べる | 「link:」という文字列の後にURLを入れる | link:https://www.otsuka-shokai.co.jp/ | 「https://www.otsuka-shokai.co.jp/」にリンクを張っているページを検索対象とする |
似たページを検索する | 「related:」という文字列の後にURLを指定する | related:https://www.otsuka-shokai.co.jp/ | 「https://www.otsuka-shokai.co.jp/」と類似したページを表示する |
語句の意味を検索する | 「define:」という文字列の後にキーワードを入れる | define:exactly | 「exactly」という単語の意味を調べられる |
Googleにはこのほかにも、ちょっとした情報であれば、検索結果のページを開かずに調べられる方法が用意されている。例えば「株価 企業名」で検索すると、その企業の現在の株価がGoogleの検索結果画面に表示される。また「112.95*150」などと入力するとその数式の計算結果が表示され、簡単な計算機として利用できる。このような特殊な検索キーワードとしては以下のようなものがある。
その他便利な検索機能
検索キーワード | 検索結果 |
---|
郵便番号 地名 | 指定した地域の郵便番号を検索 |
株価 企業名 | 指定した企業の株価を検索 |
天気 地名 | 指定した地域付近の天気予報を表示 |
1500円をドルで | 指定した通貨に換算した結果を表示 |
5+3*4 | 入力した式の計算結果を表示 |
大さじ1をccで | 入力した単位の変換結果を表示 |
運行情報 沿線名 | 指定した沿線の運行情報を表示 |
駅名から駅名 | 指定した駅から駅までの乗換案内を表示 |
チーム名 | 日程やゲームのスコアなどを表示 |
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スマホでの検索には音声・画像検索が便利
外出先でもGoogle検索は何かと便利だが、移動中に急ぎで検索を行いたいときなどは、いちいち検索語句を手で入力するのは両手がふさがってしまうし、何かと面倒だ。スマホで手早く検索を行いたい場合は、音声検索を使うのがおすすめだ。
使い方は非常に簡単だ。iPhoneやAndroidのGoogleアプリで検索を行う際に、マイクアイコンがあるのでタップする。ここで「お話しください」という画面になったら検索ワードをスマホに向かってしゃべればいい。音声認識の精度はかなり高く、高確率で検索ワードを認識してくれる。
スマホのGoogleアプリで検索するときは音声検索がおすすめだ。マイクアイコンをタップすると、音声入力の受け付け状態になるので、検索ワードをスマホに向かってしゃべれば認識してくれて検索が行える。
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SNSを活用して旬の話題をキャッチする
ここまではGoogleを使った検索テクニックを紹介してきたが、最近注目されてているのがSNSでの検索だ。特に最近の若者の間では、何か調べるときにGoogleではなくSNS検索を使うユーザーが増えているという。
Google検索で出てくるのは主にWebにまとめられた情報だが、最近のユーザーは何か面白いことやビックリするような出来事があったときは、ブログなどに書き込むのではなく、まずTwitterやFacebookなどのSNSで情報を発信することが多い。ブログに情報がまとめられるのはその後になってしまうので、最新の旬の話題をリアルタイムでキャッチしようと思ったらSNSを使った方がいい場合が多々あるのだ。
例えば、台風や豪雨、降雪などの天候関連や、火事や地震といった災害、それに伴う電車・飛行機などの運行状況、有名人の訃報などといった情報はSNSで調べた方が生の情報をいち早く知ることができる。
Twitterではあれば、画面上部に「キーワード検索」欄があるので、そこにキーワードを入力すればその語句を含む検索が行える。また検索結果の画面にある「検索フィルター」の欄で「表示」をクリックし、「高度な検索」を選択すると、より詳細な検索が行える。
Twitterの「高度な検索」では、検索単語を複数指定しての検索や、特定のアカウントのツイート、特定の地域から投稿されたツイート、日付を指定した検索などが行える。詳しい検索方法についてはTwitterの「高度な検索の使い方」を参照してもらいたい。またTwitterでは「おすすめトレンド」の欄を見ると、現在話題になっている語句をすばやく知ることができる。
このほかにもFacebookやInstagramなどさまざまなSNSがある。SNSを利用して旬のトレンドをいち早くキャッチすれば、ビジネスのヒントにもなる。ぜひ通常のWeb検索と合わせて活用してほしい。
高度な検索の使い方(TwitterのWebサイトが開きます)
Twitterの画面上部にある「キーワード検索」欄に語句を入力すれば、その語句を含むユーザーやツイートを検索できる。「話題のツイート」「画像」「動画」などのボタンで絞り込みも可能だ。また「検索フィルター」欄で「高度な検索」を選択することもできる。
Twitterの「高度な検索」では、より詳細な検索が行える。「高度な検索の使い方」で検索方法が紹介されているので参考にして使いこなしてほしい。
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