2022年 7月26日公開

仕事効率を上げるパソコン手帖

Microsoft LauncherでスマホとPCの連携を強化してビジネスを快適に

ライター/芝田隆広

スマホは今やビジネスの必需品。マイクロソフトが提供するAndroid用ホーム画面環境「Microsoft Launcher」を使えば、スマホとWindowsパソコンの連携性が高まる。Androidスマホを利用している人は、ぜひ試してみてほしい。

1. スマホとWindowsを連携できる「Microsoft Launcher」

「Microsoft Launcher」は、マイクロソフトが提供するAndroid端末向けのホーム画面アプリ(ランチャー)だ。

「ランチャー」というジャンルは耳慣れないかもしれないが、スマホにおいては「ホーム画面」の見た目やインターフェイスを提供するアプリを指す。例えば「アイコンの配置」「壁紙の表示」「検索などのツールをホーム画面に配置する」といった、ホーム画面周りのレイアウトや機能などを管理する。

Android端末ならばアプリをインストールすることで、ホーム画面のデザインや操作性をガラッと切り替えられる。マイクロソフトはWindowsの製造元であるだけに、「Microsoft Launcher」はWindowsパソコンとの連携を重視した作りとなっている。

AndroidスマホとWindowsパソコンをビジネスで利用している人なら、作業の効率化アップに役立つはずだ。

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2. Microsoft Launcherの導入とMicrosoftアカウントの設定

「Microsoft Launcher」は、Googleのアプリストアである「Playストア」からダウンロードできる。無料で利用可能だ。

AndroidスマホでGoogle Playストアを開き「Microsoft Launcher」を検索してインストールを行う

インストールして起動すると、最初に初期設定が表示される。初期設定の途中で、Windowsパソコンで利用しているのと同じMicrosoftアカウントを設定しておくと、Windowsパソコンとの連携が行える。

なお後からMicrosoftアカウントを設定したいときは、「Microsoft Launcher」の設定画面の「詳細設定」→「Microsoft Launcherのリセット」から、初期設定を再度行うことが可能だ。

Windowsパソコンとの連携を行うときは、インストール後の初期設定の途中で「Microsoftアカウントでサインイン」をタップ。このときにWindowsパソコンで利用しているMicrosoftアカウントを設定しておく

「Microsoft Launcher」を導入したホーム画面。スッキリとした使いやすいデザインとなっている。「起動ツールの設定」(画面上では「起動ツー...」と表示)で、「Microsoft Launcher」の各種設定が行える

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3. Windowsパソコンとの連携機能を利用する

Microsoftアカウントを設定してWindowsパソコンとの連携を行うと、Windowsの付箋機能との同期が行われるほか、「OneDrive」、「Microsoft ToDo」、カレンダーなどの内容も共有される。

これらの連携機能については、ホーム画面を右にスワイプすると表示される画面から利用できる。

Microsoft Launcherを導入後、ホーム画面を右方向にスワイプすると、「フィード」と呼ばれる画面が表示される。ここではカレンダーやToDo、ニュースなどの機能を利用できる

フィード画面の「付箋」では、ちょっとしたメモを管理することが可能。こちらでメモを追加するとWindowsパソコンの「付箋」にも反映される。逆にパソコン側で追加したメモもスマホで閲覧・編集できる

こちらはWindows側の「付箋」画面。先ほどスマホで作成したメモが共有されている

フィード画面での「ドキュメント」にはOneDrive内のファイルが表示される。最近編集した順に並んでおり、パソコンでの編集結果も反映される。「出かける前に編集したファイルをすぐ表示したい」といった場合に便利

ホーム画面に作られる「Microsoft」フォルダには、主なマイクロソフト製Android用アプリの一覧がある。「↓」マークが付いているものは未インストールのもので、アイコンをタップするとダウンロード画面を表示してくれる

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4. その他の機能も盛りだくさん

「Microsoft Launcher」にはこのほかにも、スマホの使い勝手を向上させてくれる機能がいろいろ用意されている。ホーム画面のアイコンのレイアウトや、フォントサイズ、ジェスチャー機能、検索の設定などが行える。

「起動ツー...」アイコンをクリックすると、「Microsoft Launcher」の設定画面が表示される。ここではホーム画面のさまざまな機能を設定可能だ

例えば設定画面の「ホーム画面」→「アイコンのレイアウトとサイズ」を選択すると、ホーム画面にいくつアイコンを配置するか、アイコンのサイズ、アイコンのフォントサイズなどといった設定が行える

「検索」→「検索設定」では、ホーム画面に表示されている検索バーで、どの検索エンジンを使うかの設定などが行える。標準ではマイクロソフトの検索エンジン「Bing」となっているが、Googleなどに切り替えられる

壁紙については、マイクロソフトの検索エンジン「Bing」からさまざまな美しい壁紙を利用することができる。こちらはホーム画面の「壁紙」アイコンをワンタッチするだけで、次々に壁紙を変更可能。仕事の合間のちょっとした気分転換にも良いだろう。

「壁紙」アイコンをワンタッチするだけで、ホーム画面の壁紙を変更可能

壁紙をぼかして表示する機能もある。「Microsoft Launcher」の設定画面で「テーマ」を選択し「ぼかし効果を有効にする」「ぼかし効果をすべての画面に適用」をオンにする

するとこのように、壁紙がぼかし表示になる。アイコンや文字がくっきり見やすくなる

なお、ランチャーアプリを元に戻したいときは、Androidのシステム設定画面で変更可能だ。スマホの機種によって設定項目の名称が違うので、その点は各スマホのヘルプなどを参照してほしい。筆者のスマホ(Google Pixel 5a)の場合は、「設定」→「アプリ」→「デフォルトのアプリ」→「ホームアプリ」で変更。

ここまで「Microsoft Launcher」を紹介してきたが、Android端末の場合はホーム画面用のランチャーアプリを自由にインストールし、切り替えて使用できる。使いやすいランチャーソフトがあれば、スマホでのビジネスもやりやすくなるので、ぜひ試してみてほしい。

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