アクセス制御ソフトウェアとは
すべての利用者にすべての権限を与えるのではなく、最低限必要な利用者にのみ必要最低限のアクセスを許可するためのセキュリティソフトの一種。
Webサーバーに対するユーザーのアクセスを制限するタイプと、ユーザーが家庭や企業からアクセスできるWebサイトを制限するタイプがある。前者はアクセスしたユーザーが誰かによって、アクセスを許可するコンテンツや利用できるアプリケーションの範囲を変える。ユーザー認証の方法としては、ユーザー名とパスワード以外に、ICカード、指紋や網膜などのバイオメトリクス(生体情報)も利用されるようになっている。ユーザーごとのアクセス権限は、Webサーバーに蓄積されたコンテンツの管理者が事前に設定しておくのが一般的である。
一方、後者は一般的には「フィルタリング」と呼ばれるもので、未成年者に見せたくない情報などを掲載しているWebサイトを閲覧させないようにするもの。最近ではスマートフォンやタブレット端末などに活用されている。