アクセススイッチとは
パソコンなどの端末をネットワークに接続するためのスイッチ。
現在アクセススイッチとして使われているのはレイヤー2(L2)スイッチだが、かつてはリピーターハブが利用されていた。リピーターハブは入ってきた通信をすべての接続ポートに転送するため、必要とされる通信の何倍もの通信が発生するという弱点を持っていた。それを解消するために開発されたのがレイヤー2(L2)スイッチである。
企業などで使うアクセススイッチは、家庭で利用されるような一般的なスイッチよりも、ポート数と安定性、パフォーマンスが求められる傾向が強い。最近ではVLAN機能やSNMPによる管理機能を標準搭載しているタイプも増えている。これらに加えて、IP電話を利用する場合は、QoS機能を備えて音声パケットを優先的に転送したり、PoE(Power over Ethernet)でIP電話の電源供給を行えるようにしたりする対策を講じるのが一般的である。ちなみに日経ネットワークのネットワーク実態調査(2014年)によると、業務ネットワークで利用しているネットワーク機器のアクセススイッチ部門ではバッファローが全体の4割を占めて得票率で1位となった。
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