2018年 8月24日公開

IT用語辞典

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エージェント

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : えーじぇんと

エージェントとは

エージェント(Agent)は「代理人」の意味。ネットワーク上を移動し、ユーザーが指定した情報を自動的・効率的に受送信するソフトモジュールのこと。「ネットワークエージェント」ともいう。

エージェント回線に障害が発生したときに、回線の復旧を待ち、送信が中断した時点から自動的にデータを再送信できる。通信コストの削減になり、モバイル用アプリケーションの開発も容易になる。

オブジェクトは外部からのメッセージを受けて手続きを起動するが、エージェントはネット環境に応じて自発的に活動する。エージェントは大規模な分散システムの性能や信頼性を高め、複雑なソフト開発の生産性や保守性を強化できる。

インターネット関連の標準化団体「W3C」が標準化を進める次世代「セマンティックWeb」は、Web上のデータの意味情報に基づきエージェントソフトが各種の処理を自動実行する仕組みだ。