2023年 8月23日公開

IT用語辞典

アジャイル開発

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : あじゃいるかいはつ

アジャイル開発とは

アジャイル開発は開発手法の一つで、従来のウォーターフォール開発によりも開発期間を短くできるのがメリット。

ウォーターフォール開発では全体の仕様策定、設計を行い、予想される問題点なども事前に洗い出し解決方法も用意した上で計画をまとめ上げ開発に着手する。一方アジャイル開発では大まかな仕様を策定した段階で開発を開始する。開発単位は細かく区切り、設計、開発、テストを繰り返すのが特徴。開発単位が小さいため、仕様変更がしやすく、市場の求める要件が日進月歩であるアプリケーション開発においてはこのアジャイル開発が向いている。一方で、従来のシステムをリプレースする場合など、仕様が確定している場合は仕様変更が途中で発生する可能性はほぼないため、ウォーターフォール開発でもデメリットは発生しにくい。