2018年 8月20日公開

IT用語辞典

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バックアップソフト

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : ばっくあっぷそふと

バックアップソフトとは

「バックアップ(Back Up)」とは、ディスクやシステムの障害によって、データやプログラムが破壊される前に、正常時の状態で保存しておく作業のことで、バックアップソフトは、データやプログラムを別媒体に退避・保存するための支援ソフトのことをいう。また、逆に退避しておいたデータやプログラムを復元することを「リストア(Restore)」といい、通常はバックアップソフトとセットになっている。

データが壊れる障害の要因は、人的ミス(削除誤り、更新誤り、ファイル取り違い、スペルミス)、ハードウェア障害(物理的障害、経年劣化)、ソフトウェア障害(バグ、ソフトの競合)、ウイルス感染、災害(停電、火災、盗難、地震、結露)、犯罪(不正侵入、改ざん、持ち出し)など多岐にわたる。

これらのリスクを抑制するためのバックアップソフトには、バックアップの時刻や内容を保存する基本機能のほか、データベースソフトやグループウェアを作動しながらデータをバックアップする「オンラインバックアップ」、追加したり書き換えられたりしたデータだけをバックアップし、バックアップ時間を短縮する「差分バックアップ」、データを復元するリストア作業を効率化する「ディザスタリカバリー」などの支援機能が備わっている。

バックアップソフトには有料版、無料版、OS搭載版などがあり、有料版は自動で定期的にバックアップできるほか、セキュリティやカスタマイズの利点が高い

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