ブレードサーバーとは
ハードディスクをはじめ、メモリーやCPUなどの部品を小型の筐体に搭載したサーバー。その基盤が刃(ブレード)のように細長いことから名付けられた。筐体は「シャーシ」または「エンクロージャー」と呼ばれる。
ブレードサーバーは、一般的なラックマウント型サーバーと比較すると、省スペースかつ省エネルギーという特長がある。また、ラックマウント型サーバーを増設する場合、増設する台数分だけ棚が必要になるが、ブレードサーバーは、ブレードを差し込むだけで増設ができるというメリットがある。一方で、ファームウェア管理などの課題もある。
ブレードサーバーは当初、RLXテクノロジーズなど、テクノロジーベンチャーが主導していた。その後、HP、コンパック、NECなどの大手システムベンダーが相次いで参入。これはインターネットを活用したビジネスやサービスが急速に広まり、利用者からの大量の要求を並列に分散処理できるブレードサーバーの性能が認知されたためとされている。最近では仮想環境(インスタンス)の広がりにより、仮装化を前提としたタイプも登場するなど、新たな動きも注目されている。
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