2018年 8月20日公開

IT用語辞典

【アーカイブ記事】以下の内容は公開日時点のものです。
最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

BPMツール

制作協力:株式会社インプレス

読み方 : びーぴーえむつーる

BPMツールとは

Business Process Managementの略。「ビジネスプロセス管理」とも呼ばれている。各業務のスタート地点から終了地点までを工程に分解し、それぞれの工程で何をするのかを定めることを指す。BPMツールは「BPMS(BPM Software/BPM Suite)」とも呼ばれており、ビジネスプロセスを管理することで各プロセスの業務の可視化や改善の支援を目的としている。

BPMツールには以下の3つの機能がある。
(1)モデリング機能
業務プロセスを可視化し、設計する機能。
(2)シミュレーション機能
設計したプロセスがどのように動作するか予測する機能
(3)モニタリング機能
プロセスの実行状況を監視する機能

モデリング、シミュレーション、モニタリングの3つのサイクルを繰り返すことで、導入されたプロセスが期待通りに機能しているかどうかを常に監視し、継続的に業務の改善・最適化を行うことができるようにするのがBPMツールの目的である。消費者ニーズの多様化にともない、「業務プロセスの効率化」が多くの企業の課題となっている昨今、ビジネス上の仕組みを最適化するBPMツールに対するニーズはますます高くなるものと予測されている。